今日は珍しく新規のお客さんと潜りました。
ウミウシが見たくてレッドビーチを希望されてスピッツに問い合わせメールを送ってこられたので、受け入れさせていただくことにしました。
そーいう望みなら今の私でもお役に立てそうですからね。
リピーターのお客さんも参加してくれて珍しく4人で潜りました。
2022/3/19沖縄金武レッドビーチ
4人で潜ると私に撮影する余裕なんてあるわけないので最初からデジカメは持たずにガイドに専念。
「いっぱい見れて嬉しかったですー」
ってお言葉をいただけたので安堵しました。
レッドビーチのウミウシ
写真がないので、過去の写真から抜粋して紹介。
1本目
普通種が多かったのですが、見たものはぜんぶ紹介するスタンスでガイドしました。
などなど。
2本目
雨の後にしては透明度は5Mほどあって、
レッドビーチとしては普通のコンディション。
決して悪くはない。
しかし、普通の沖縄の海をイメージして潜りに来られているのであれば、
この透明度と泥ドロな海域にうんざりされて1ダイブで終了されても納得である。
なので、レッドビーチに初めて潜られる方には、1ダイブ終了後に必ず訊くようにしております。
2本目はどうされますか?
2ダイブ予定で申し込まれていましたが、海況や透明度、お客様のコンディションなど
当日でしか判断できない材料はてんこもりなので、
確認は大事ですよね。
「もちろん潜ります」
と即答でお返事いただき、
「なんで、こんなにウミウシいるんですか? 楽しいーーー」
という歓喜の声も聞かせていただいて、ガイドとして嬉しい限りです。
2本目もたくさん出てきてくれたらいいなー、たのむぜレッドビーチ。
壁の隙間にクモガクレウミウシを発見。
変わった模様のちょっとレア系出てきて、よかったです。
ミノ系も紹介したい………と思っていたので、
普通種でもいいから、きれい系出てこい!! と、願っていたら、
ハナビラミノウミウシ登場。
今年はハナビラミノウミウシも少ない気がします。
きれいで大きな、わかりやすいイロ系も来い!!
と、つぶやいていたら、シラナミイロウミウシも出てきました。
念じれば通じるのだ。
新規のお二人様はフルレンタルで潜っておられたのに、
調子に乗って60分ぐらい2ダイブ共に潜ってしまった。
寒さは心配でありましたが、終始、楽しそうにウミウシを撮影されていたし、
エキジット後も喜んでいただけていたので、結果オーライなのだ。
3本目
3本目はリピーターさんとマンツーマンになったので、
どうしましょうかねー? と相談しながら、私の狙いたいウミウシを狙ってみることにしました。
ここからは私もデジカメ持参で潜りました。
すると、捜索し始めて間もなく当たりくじを引くことに成功。
オレンジトラパニアことトラパニア属の一種。
午前中のお客さんにも見せたかったけれど、
なかなかそこまでうまくはいかないものです。
極小の3㎜クラスをゲット。
前回のログで説明した「ISO100撮り」で画像ソフトを使って、明るめに変えてトリミングしたのが下の写真。
本当にかわいいウミウシですなー
まったく、その通り。いつでも見られるとテンション上がるウミウシです。
オレンジに白と黒の配色ってこんなにかわいいんだね
連チャンで当たりくじを引いてしまった………。
パンダツノウミウシの子供サイズ登場。
くぅーーーーーーー。
これまた、かわいい………
もっとちゃんと撮りたかったけれど………
すんげー一生懸命食べていたので、このまま撮影。
どんどんでっかくなっていくんだろうなー。
こちらの写真も「ISO100撮り」で明度変更しトリミングしています。
この流れで行くと、
3連チャンでアタリが来るんじゃない!?
次のアタリはなんなの?
やっぱ、トラパニア・ミルタブランカことアカマダラツガルウミウシを狙っちゃうでしょう。
もしくは、シラタマツガルウミウシ。
なんちゃらツガルウミウシという種類を探してるんだね
なんちゃらツガルウミウシが大好きなんです
憧れのツガルウミウシたちの2トップ
やっぱこの2種はウミウシ好きにとって憧れだし、
ウミウシにあんまり興味がない人が見ても、
ちょっと見ちゃうアバンギャルドな風貌じゃないでしょうか。
この2種が出てきたら、そりゃーもう嬉しかったんですが、
出てきたのは、
マーフィドーリス・プンクティキュラータ
という最近2022年に学名がついたこのウミウシ。
またちょっと拡大してみます。
ウミウシのサイズはこれも5㎜ないぐらいですね。
2本目の最初に出てきたマダライロウミウシのそっくりさん。
ヒョウモンウミウシ。
どこが違うの?
ヒョウモンウミウシはドット模様がドーナッツみたいに中央に穴が開いてます。
野生動物の豹の体の模様みたいだから、
ヒョウ紋ウミウシと、私は覚えています。
同じ仲間だと思われるウミウシの大小2個体に出会いました。
アカツブイロウミウシのようでもあるし、
フチナミイロウミウシ属の一種のようでもあります。
あと、もう小さすぎてよくわかんないウミウシ。
2㎜くらいでした。
「ISO100撮り」して明度変更後にトリミングしても、
なんかよくわからんですね。
誰かの見た後だったのか、砂地にポツンとニシキウミウシがいました。
2022/3/20、沖縄恩納村万座ボートダイブ
2日目は万座のボートダイブに行ってきました。
万座の生物
1本目はドリームホールで「カクレタツノコ」
2本目はオーバーヘッドでイチゴミルクウミウシとヨセナミウミウシ。
3本目はカエルアンコウ探してみましたが、ダメでした。
写真はカエルアンコウ探していたら見つかったエビさん。
マイヒメエビの子供だと思われます。
2日目のログあっさりしてますね。
レッドビーチの方がウミウシ多かったです。
万座ではイマイチ探せませんでした。次回は頑張ります。
すんませーん