2022/4/30マリブビーチ軽石漂着現状報告-沖縄恩納村-動かぬ軽石が少し移動

2021/10月に小笠原近海で噴火した海底火山「福徳岡の場」。そこから流れてきた大量の軽石が半年経過してようやく気にならないほど減少しました。

2021/10月から半年間の軽石ライフ

この上の写真は読谷村にあるロイヤルホテル沖縄残波岬、ウザテラスビーチクラブヴィラ前のウザビーチです。

西に面したビーチで今回の軽石騒動とはほぼ無縁でした。

それでもこの程度の量の軽石はビーチに転がっています。

マリブビーチは沖縄のダイビング・スノーケリングポイントとして有名な真栄田岬を有する半島………(というほどのものでもないですが)出っ張った地形の付け根にあり、北風に乗って流れてきた漂流物が流れ着く場所にあります。

半年間のマリブビーチの軌跡は「軽石のまとめ」記事からご覧ください。

2022/4/30の天候 (ヤフー天気、サイト気象人より引用)

• 曇り時々晴れ
• 最高気温24.5℃　最低気温21.7℃
• 北北東風、最大風速5.9m　平均風速4.0m
• 降水量　0㎜
• 大潮　満潮　6:48、19:28　干潮 0:52、13:13

2022/4/29のマリブビーチを見る

2022/5/1のマリブビーチを見る

新たな軽石流出の収束

沖縄名護市仲尾次漁港の軽石状況

2022年のGW始まりました。

4/27に見に来た時、

続いた南風のおかげで、長期間接岸していた軽石がようやく離岸したことを

お伝えしたのですが、

今回の北風で、あっという間に再び接岸しました。

なんじゃこりゃー………。

詳しくは、こちらの記事からご覧ください。

2022/4/30更新【沖縄名護市羽地から大宜味村】国道58号線沿いの軽石漂着風景報告2021-2022

マリブビーチの様子

撮影時刻　2022/4/29 16:16 - 16:18

沖縄恩納村マリブビーチ西端の軽石状況

そして夕方にマリブビーチにやってきました。

ビーチの奥に置き去りにされていた軽石が

海に再び戻ってはいるんですが、

北風になっているので、沖には出られません。

再び川の中に押し戻されている軽石もありました。

河口の盛り上がりが少しなだらかになったように思いました。

奥に置き去りにされて、手つかず経った軽石が少しですがようやく動いて海側に移動しました。

わずかな前進ですが、これの繰り返しによってのみ

軽石がなくなる手段はないように思えます。

川の道路をはさんだ奥側を覗いてみたら、

やっぱり軽石が浮かんでいました。

明日からも観察します。

沖縄恩納村マリブビーチの軽石状況動画

マリブビーチの場所

まとめ

• 記録を初めて185日目
• 待望の大潮なのに………北風
• ビーチ奥に置き去りにされていた軽石が大潮満潮時に海に浮かび、北風に押さえつけられて、引き潮時に再びビーチに着底
• でも、少しですが、奥に置き去りにされた軽石がいつも海が来るエリアに戻されました
• これを繰り返すことで少しずつ奥にあって手つかずだった軽石が移動して、いつかなくなっていくんだと思います

2022/4/29のマリブビーチを見る

2022/5/1のマリブビーチを見る