え? いまさら? という感じのハダカコケギンポが1位。今でこそポピュラーな魚になったけれど、私が見つけたのは、こんな昔まで遡る。2004年11月12日だ。もう3年も前のことなのか・・・・。
ふむふむ。
当時は沖縄にこーいう魚がいるとは雑誌で見ていたが、まだ現物を自分の潜っているエリアでは探せていなかった。一匹見つかると、あららららら・・・といろんな場所でも見つけられるようになった。そしてついにはいろんなカラーバリエーションまで出てきた。きっと昔からいたんだろうけれど、見逃していたんだねー・・・・。
上の写真は今年の3/31になってようやく見つけた赤色の個体。

ハダカコケギンポ 撮影日2007年5月17日
こちらは当初から見られる普通色。個体によって頭部のフサフサはかなりばらつきがある。
この個体はかなり前方に集中してはえている。まるでパンクロッカーのようだ。
そして黒色も・・・、いつ見つけたかな・・・。これはあまり記憶にない。気づいたらレパートリーに加わっていた・・・という感じ。ただ下の写真を見てもらってもわかるとおり・・・。
黒色を絵にするのは非常に難しい。この写真はかなり気に入っている。フサフサが後ろになびいており、あたかもディップで固めたようなイメージを受ける。歯もするどいし、鋭利なイメージがプンプン漂う写真だ。怪我するぜ!! とでも言いだけな黒人の刺客のようである。

ハダカコケギンポ 撮影日2007年5月25日
あまり口をパクパクする魚ではない。下の写真撮影時はお気に召さなかったのだろう。ものすごい威嚇をしてくれた。何度も、何度も。もう少し正面から捉えられたら喉の奥まで写っていただろうに。

ハダカコケギンポ 撮影日2007年11月3日
とても浅い水深で見られること、見つけてしまえばじっくり撮影できること、表情があること、風貌がユーモラスなこと、そんなに小さすぎないこと、かといって大きすぎないこと、個体によってフサフサ具合が人の頭髪のように変わっていることなど。
アイドル的要素てんこもりの生物だ。
まだ雑誌などではあまり紹介されておらず、ブレイクしていないが、スピッツ的には普通種なので、いつでもリクエストしてくださいませ。3色そろい踏みは難しいかもしれないが、どれか1色ならばきっといつでも紹介できるはず。
ぜひライブで見に来てやってくださいませ。2008年度もいろいろ探しましょう。お待ちしておりますぜ。