しばらく暇だな~と思っていたら、懐かしいお客様から連絡をいただき潜ってきました。15年ほど前に大学のダイビング合宿でスピッツを利用していただいた代表さんの中の1人。今はすでに就職し、二児の父になっておられた。
光陰矢の如し。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
そんな懐かしい出会いは、気温13度の極寒の沖縄で。
那覇に住んでいるってことで、なにもこんな寒い日に潜らなくても他の暖かい日があるのではないか? という疑問を持たなかったわけではないが、新しいドライスーツのテストをしたいとの要望だったので、快諾し2ダイブしてきました。
最初はナカモトイロワケハゼを見てきました。
今回は私は撮影していないので、下の写真は以前のものです。今はもっとビンの奥に卵が産みつけられていました。
泥地ではツノザヤウミウシも見られました。
このへんは泥地の定番になってきました。いよいよウミウシシーズン突入って感じですね。
お客様がウミウシに刺さっている間に、きれいなオレンジ色が目に留まったので撮影してみると、こんなものが。
シマヒメヤマノカミはここではたくさん見られるのだが、しっぽの付け根に丸いおできのようなものができている。
以前、他のポイントでシマヒメヤマノカミを見た時もこのようになっていて、瀬能先生に伺ったことがあります。その時に寄生虫です、と教えていただいた。
このタイプの寄生虫ってあんまり他の魚では見ないような気がします。
そして、気にして探していたアヤニシキ。
まだまだ数も多くないけれど、卵を持っている個体を見ることができました。下の写真の紫色の粒が卵です。
とにかく和のテイストが醸し出される海藻なので、今冬はこのアヤニシキにウミウシやハゼをからめてライトでああしたり、こうしたり、こんなことや、そんなこともやっちゃいたいな~なんて妄想しているのだ。
楽しい写真が撮れたらいいね~。