えらい寒くなってしまった。いや、この日のことではない。これを書いている今日は3/9です。全国的に寒波が到来しているとのこと。内地の皆様にとっても、沖縄にとっても最後の寒さであることを願いたい。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
午前に仕事をした後、午後から潜ってきました。最近、ブルーバードリボンゴビーばかり追っていて、地に足付いた感じで潜っていなかったので、浅い海をウロウロしてきました。
久しぶりにここのポイントに潜ってみたら、アカメハゼかやっぱり大量。今年はアカメハゼがいろんなポイントで見られるけれど、ここのポイントはことさらに多いです。
ウミウシのシーズンなので、ウミウシを探してみた。
変顔が撮れてた。
なんかたらこ唇に見えるな~。
そして最近インスタにはまりだしたのだが、インスタ映えってことを考慮に入れると「生えもの」って全然「あり」ですね。
形や色が楽しい、きれい、変わっているものがあったらとりあえずカメラを向けてみる。
こんな斬新な黄色を発見。水中の青色と組み合わせて撮影。
ここに生物がいたら、それこそまさにインスタ映えですね。
インスタってよく知らなくて全然やっていなかったのだけれど、これだけスマホが広まって、いろんな人が撮影する機会が増えて、高機種なカメラが安い値段で手に入るようになって、水中撮影のハードルはどんどん低くなってきて、私がダイビング始めたころから考えたら、水中写真って誰もが撮れる、できる趣味になってきた。
そんなご時世に、みんなが簡単に自分の写真を投稿できるサイトがあるんだから、そりゃ~出てる写真の質がとんでもないですよね。私が特に感心するのはクジラやサメ、波乗りの大きい波の様子など海関係のものがやっぱり多いのだが、「え? こんなのどうやって撮っているの?」という写真のなんと多いことか。
まぁ、私がうだうだ言うよりもハッシュタグと呼ばれている#をつけて、例えばunderwaterphotographyなどの言葉で検索してみると、それはきれいな写真が山ほど見られます。
暇つぶしにもなるし、自然の大きさを知る機会にもなるし、自分のちっぽけさを痛感することにもなるだろうし、自分の無知さに嫌気がさしちゃうかもしれないけれど、地球の広さに感心できる機会かもしれないし、まだ見ぬ世界への憧れが芽生えるかもしれない。旅行したいって思っちゃうかもしれないし、仕事に対する意欲も増すかもしれない。
そんなことでインスタ映えを意識して撮影したワレカラたち。ライトの当て方、ストロボの光らせ方などでいろいろ試行錯誤。
コンデジだけれど……。
コンデジのできる範囲でいろいろ工夫を重ねて、やってみたい。
もう一本手があればな~って思ったりもします。
最後はうねりに乗って踊りながらアヤヘビギンポの婚姻色を撮影してきました。
明日はお客さんと潜ってこよう。