ウミウシダイブ5日目。昨日の真栄田岬があまり出せなかったので、今日は頑張りたいところだ。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
西海岸はペタペタだけれど、北部に移動。まだ出会っていないウミウシを求めてポイントを変えてみました。
環境が変われば、出会えるウミウシの幅も広がる。
海外旅行をすれば、いろんな人種に出会えるのと同じで、ウミウシにもその場その場で住むのに適した種が存在する。
いろんな種類に会いたい人は、そのウミウシがどんな環境を好むのかを知るのから初めよう。
ギリシャ人に会いたい人はギリシャに行けば出会えるのと同じことだ。
そんな会話を車中でしながら移動しているわけがない。今日のお客様はそーいうことは百も承知。
自分で考えていろいろ出会えるウミウシの幅を広げておられる。まぁ~、そーいう多様な環境が整っているところが沖縄本島の素晴らしいところであります。
今日のファーストコンタクトは現場では何者なのか全然わからなかったウミウシ。
こいつは初っ端から素晴らしいヒキの強さだ。
その後も泥地が好きなウミウシが出てきます。
泥地最後に出会えたケラマコネコウミウシは触角が長くてかわいい個体でした。
次はサンゴ礁に潜ってみる。サンゴのある海はどこも一緒じゃなくて、湾の先端の方とか、湾内とか、外海とかいろんな環境にサンゴは育っている。
そーいうところが好きなウミウシと出会いましょう。
上と下は同じウミウシです。
そして浅瀬でかっこいいウミウシに出会えました。
すごい色彩とミノですね~。
美しさに惚れ惚れしちゃう。
小さかったサガミコネコウミウシ。
小さいカエルアンコウの仲間にも出会いました。
サンゴヒメエビとも遭遇。
ジャピットマンホヤ健在。
これって……、もしかして、もしかすると……、悪魔の実なんて呼び名で最近有名になりつつあるミノイソギンチャクの極小個体?
ピンクのホヤの星型も気になります。
メルヘンチックに撮ってあげたい。
べた凪ぎの西海岸を背中にして北部まで来たけれど、ホリミノウミウシ属の一種は大変嬉しい出会いでした。
またいつか出会いたいな~。