夏休みが終わって、いよいよ海に戻ってダイビングスタート~……、と思ったら、台風直撃……、したのは沖縄ではなくて大阪でした。
関西国際空港の連絡橋がダメージを受けて空港内に取り残された人がたくさんおられましたが、スピッツに潜りに来る予定だったお客さんもその中に含まれていて、しどろもどろあり、私の仕事始めも9/6までずれ込みました。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
空港内に閉じ込められたお客様からは無事にマイホームにたどり着けたとの連絡もいただき、ひと安心したのをよく覚えています。今回は残念でしたが、無事ならば万々歳というレベルの災害だったので、それだけで良しと考えましょう。被災を受けたエリアの皆さんの復興は進んでいるのかな~?
で、リピーターさんとマンツーマンダイブになった秋のダイビングお仕事がスタート。
運良く凪いだ恩納村でヘルフリッチをようやく観察。夏休み中も見にいきたかったのだが、山通いが止められなくて、夏が終わるまで見に行けなかったのだが、愛想の良いヘルフリッチで秋までいてくれました。
ほっ。
写真はお客さんに任せて私は周囲をウロウロ。
アヤトリカクレエビがいました。
シンデレラウミウシが歩いていたり、
浅瀬ではミナミギンポ。
サンゴの隙間を覗くと、カサイダルマハゼ
覗けば、覗いた数だけいろんなサイズのダルマハゼたちが住んでいる。
いかに夏の終わりとはいえ、例年にない賑やかな感覚。嬉しいね。
もちろんセダカギンポたちも隠れています。
タスジコバンハゼかな……。
通年見られるテングカワハギ。
夏はこんなのが普通種だったりします。ミガキブドウガイ。
泥地にも潜ってきました。たくさん見られるニチロミノウミウシ。
サーシャコヤナギウミウシと遊んできました。
泥地なのでカスリハゼもいました。
新しいウミウシ図鑑を見ても、名前が出てなかった。
ここの常連。アカントフェックス・レウリニス。
そして本日の謎めいた魚。
たぶんクロコハゼの仲間。
と、泥地も楽しく、いろいろ出てきました。この頃は楽しかったな~。