今日でウミウシダイブ最終日。締めはどこにしましょうか? とお客様と相談し、北部に行ってみました。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
予想よりも波は高かったのですが、入ってしまえば……、ちょっと揺れていましたけれど、まぁーなんとか許容範囲。
探しましょう。
ここでよく見つかる筆頭。キャロットシードミノウミウシから始まり、

キャロットシードミノウミウシ
ヨコエビなんぞも見ながら……、

ヨコエビの仲間

ヨコエビの仲間
ここで出るであろうと予測していた顔ぶれが出てくる。

トウリンミノウミウシ

ツガルウミウシ属の一種

ソバカスヒカリウミウシ

ゴシキミノウミウシ属の一種
前回は出なかったコトヒメウミウシ属の一種に遭遇。

コトヒメウミウシ属の一種

コトヒメウミウシ属の一種
カサノリタマナウミウシに私は出会えなかった。oさんは1個体、自力ゲットされていました。さすがっ!!

チゴミノウミウシ
現場ではなにものかわからなかったこのウミウシ。
あとでFBにも頼っていろいろ教えてもらったら、カラジシウミウシみたい。

カラジシウミウシ
そう言われりゃあ、そんな気がする。

カラジシウミウシ
ヒラムシも見つけたり、

ヒラムシだね
貝だったり……、

貝だね
オリヅルエビだったり……。Oさんは赤色のオリヅルエビも自力ゲットされていました。すごっ!!

オリヅルエビ
ここではいろんな色が見られるビワガタナメクジ。

ビワガタナメクジ
なんでこんな名前なのかわからない。カッパウミウシ。

カッパウミウシ
と、いろいろ見られて、本日は最終日に付き2ダイブで終了。11日間たまった窒素を抜かないとね。明日はフライトだし。賢明なお客様である。
今回は11日間で150種類のウミウシがお客様自身のカウントで見られたことが判明。多いか少ないかって問われると、200種以上出た年もあったから、多いとは言えないけれど、少なくもない。まぁーこんなもん? って感じになりました。もっと風がいろいろ回ってくれればいろいろ出てきたかもしれないけれど、6日間はレッドビーチで缶詰だったし、そのことから考えたら頑張った方だね。そうしとこう。
ウミウシダイブが始まる前は現在の私に極小トラパニアたちが見えるかどうかとても気がかりだったのだが、下の装備でなんとか見いだせた。
下はダイソーの老眼鏡の-2.0をマスクに釣り糸で固定したものを装着している写真です。普段の捜索はこの老眼鏡でOk。
おでこにのせているのがドンキホーテで購入した拡大鏡です。

現在のウミウシ捜索時スタイル
ダイソーの老眼鏡は簡単に鼻下にずらせるので、拡大鏡を使う時はこんな下の写真みたいな感じになります。

現在の極小ウミウシ捜索時スタイル
このスタイルでどうにか1ミリサイズも見えました。今年はこれで乗り切れるな。
来年はどうなっちゃうんだろうか? 老眼の進行が怖いな~。