04/2015 ダイビングログ

4/8 逆戻り&激濁りハーフデェイズ

ニシキウミウシ

今日のお客様はウミウシ好きのリピーターさん。恩納村の海で潜らせてあげられるかな・・・と思っていた数日前の甘い予測は覆され、前日夜からの土砂降り雨と北風に、それまで続いていた夏の様相はいとも簡単に冬に逆戻り。

夏の海はすっかり荒れてしまったとさ。

やれやれ。

冬のメインポイントであるレッドビーチに車を走らせるも、陸から見える海の色は白濁していた。まぁ~昨晩けっこう雨が降ったからね。

今年に入って、レッドビーチの透明度は意外なほどに順調で、レッドビーチってこんなにクリアだったかな・・・と過去の記憶を忘れてしまうぐらいイージーなクリアウォーターの中でのガイドダイビングをさせていただいてたのだが、この日の透明度は・・・。2Mぐらい?

ひどいところは1Mぐらい。ホント見えない。はぐれそうになるし、迷ってしまったし。

久しぶりの視界不良潜水にドキマギし私のエアー消費量もアップ。

そんな中で紹介したウミウシは・・・。

私の撮影した写真は、なんか・・・、ことごとく見られたレベルのものではなかったです。

クモガクレウミウシもしくはハラックサウミウシ属の一種(二次鰓の色まで写っていませんでしたし、ボケボケで・・・)、ヒブサミノウミウシ、センテンイロ、ヤマンバミノウミウシ、カメノコフシエラガイ、フジナミウミウシ、ヒメコモンウミウシ、ホシゾラウミウシ、イガグリウミウシ、イチゴジャムウミウシ、クロヘリアメフラシ・・・かな。あとはなにがいたかな・・・。イチゴジャムだけまともに撮れていました。でかいよね・・・。

イチゴジャムウミウシ

イチゴジャムウミウシ

で、エキジット後、相談。

ホントはナイトまでレッドビーチでやるつもりだったのですが、この透明度では無理でしょう・・・ってことで、そこから移動し、北部まで行ってきました。

うねりは大きかったものの、干潮時間にエントリーできたので、危険な水位になるまでには上がってこられるだろうと予測し、そそくさと準備してダイビング。

水もきれいで、8Mぐらい潜ればもううねりは感じないし、いいダイビングになりました。

黄色のジョーで遊んでもらっている間に、チギレフシエラガイ、オレンジウミコチョウ、ハナミドリガイ、コールマンウミウシなんかが簡単に見つかり、ミカドウミウシの若者サイズもポロッと出てきました。

ミカドウミウシ

ミカドウミウシ

オショロミノウミウシ属の一種はとても小さくって、3ミリサイズ。

オショロミノウミウシ属の一種

オショロミノウミウシ属の一種

先日、テレビでテルマエロマエを見ていたので、このウミウシを見つけた瞬間に平たい顔族・・・と思ってしまった・・・、 ヒラタイミドリガイ。

ヒラタイミドリガイ

ヒラタイミドリガイ

そして スカシウロコウミウシだと思って撮影していたのだが、こうやって見てみると、アミメウロコウミウシのような黒い網目模様が薄く入っている。ネット検索してみるとスカシウロコウミウシの写真はそんなに黒いラインが入ってないんだよね~。ちょっと保留・・・って感じ。

スカシウロコウミウシ

スカシウロコウミウシ

そしてかわいいのにも出会ってしまった。ニシキウミウシの子供サイズ。体のもこもこがひとつしかないのでテヌウニシキウミウシではないな・・・と判断。

ニシキウミウシ

ニシキウミウシ

で、バックライトで遊んじゃう。

ニシキウミウシ

ニシキウミウシ

こうやって遊びだすと、ウミウシは数はいらない。キレイなウミウシをいかに多彩に撮影してあげられるか? ウミウシ愛の問題になっていく。ごひいきのウミウシ君をいかに演出し、かわいく撮影してあげるか?

わが子のかわいい写真を撮ってあげたい・・・、そんな気持ちでシチュエーションを考えるのもいとをかし。

明日はぽっかり空いてしまったので、陸仕事をこなすなり。と、いうわけで、手始めにこれを書いてます。これからいろいろやらないとね。ちゃお。

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