昨日までの穏やかな海が今日の昼前には終わってしまう。そう前線通過は昼前だ。つまり朝の1本目のダイビングは恩納村はまだ穏やかであると予測できる。ただ前線が速く通過してしまうと、1本目のエグジットの頃には荒れ荒れの海に変わってしまうことも考えられる。
さてさて……。
沖縄でダイビング屋さんとリバートレッキング屋を営んでいるスピッツ世古のブログ記事をご覧いただきありがとうございます。
と、考えた挙句、無謀なチャレンジは回避。
いつものレッドビーチに来ました。前線通過するまでは荒れているけれど、徐々に静かになるはずだし。また荒れていても、砂浜ビーチからのエントリーからなら、危険性も少ないし。
安全志向の選択。
エントリーしてみると、手前浅瀬はさすがに濁っていましたが、少し進めばかなりクリアーな透明度。普段よりもいいんじゃない? って感じでした。
なので、ふらふら移動しながらいろいろ探すコースを取ってみた。
ファーストタッチはオナガブドウガイかな? と思われる個体。2ミリぐらいでした。
砂地を大きなコナユキツバメガイが闊歩。
まばらではあるが、ツノザヤウミウシ、フジタウミウシ属の一種はまだ広い範囲で見られます。
こんなところに、こんな大きいのが!!!
シラタマツガルウミウシとは予想外の出会い。
嬉しい誤算とはまさにこのこと。
いるときれいなので目立ってしまうイソモンガラの若魚。
なんちゃらモウミウシでもいないかなーと探していると、コツブムシみたいな生き物がいたけれど、一瞬で飛んで逃げられてしまった。なにものだったのだろうか?
ヨソギの仲間だね。
休憩時間に話し、2本目、3本目ではウミウシを探すことにした。
ファーストタッチはフリソデミドリガイの大きいの。
う~ん、ラッキー。
そしてお客さんが出会いたいなーとおっしゃっていたカノコウロコウミウシは、まさにそのお客様の発見となり、素晴らしい出会いになりました。
地味なコトヒメウミウシ属の一種は新年から季節はずれたけれど発見できました。
ちびのナギサノツユがいました。
けっこう探したけれど、今年はトラパニア類がそんなにいない。
アカマダラツガルウミウシも見つけられなかった。トラパニア祭は開催自粛?
こちらも全然大量発生していなかった。
ハナビラミノウミウシ。こいつ1個体だけ確認。でも大きかったです。
オレンジトラパニアことトラパニア属の一種も見つけたかったので、発見した時は安堵。
普通種のセトイロウミウシだが、探さないと見つけられない。
年々ウミウシの数が減っているような気がする。
安全停止中にいつも見てしまう、エリアカコショウダイ。
けっこう他の場所では見られないコショウダイです。
しばらく北風が続きます。
地元のリピーターさん、本当だったらパラオツアーに旅立つ予定だったのだが、新型コロナウィルスを考慮して旅行を取りやめられたので、しばらく続けて潜ることになりました。
ありがたや……。
と、いうわけで連荘で潜りましたので、またログも書いていきますね。