9月の頭に台風9.10号と連続してやってきました。かなり大きな台風でしたが、すんでのところで方向転換してくれて直撃は免れまして、海も山も家回りも特段被害もなく、少し停電したぐらいで終わりました。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
かなりしっかり対策したのですが、徒労に終わり、何物にも代えがたい幸せ感であります。こんな徒労感ならいくらでも味わいたいぞ。
で、台風通過後のダイビング。
連休に昔からのリピーターさんが内地から潜りに来るので、ちょっと目を慣らしておかねば……と思いボートに1人で乗ってきました。
早速、ファーストコンタクトでウミガメ。
乗船した他店の皆様が楽しまれた後に接近、撮影。
暇なイントラとしての最低限のマナーは守りましょう。
すると、寝て止まっていたウミガメが水面に向かって泳ぎだした。
タナボタ的シャッターチャンス、センキュー。
ロウニンアジコースは私、ちゃんと行ったことがなかったので、Yさんをフォロー。
邪魔にならないように見えるか見えないかぐらいをフォロー。
途中、リーフトップのオヤビッチャがたくさん群れていて寄り道。
相変わらずごちゃごちゃした写真にしかならないのは、TGシリーズのせい……ってことで。
浅瀬を徘徊するロウニンアジに出会えた。
浅いねー。5Mぐらいだよ。
ボート下に戻ってきたら、浮上したウミガメが元の場所に戻っていたので遊んでもらった。
本当に逃げない良い子だ。
ウミシダの中もチェック。
2本目はカエルアンコウがいるって教えてもらったので、またもやYさんをフォロー。
フォローしてばっかりだけれど、フォローできるのも一人の時だけなので、教えていただけるネタは1人の時にちゃんとマスターしておくのが結局時間のロスにならないんだよね。Yさん感謝。
2色いました。でも、大きかった。
途中、Yさんのフォローを離脱し、砂地を自分なりに徘徊。
定番の生物の所在を確認。
最後の最後であまり逃げないリュウグウベラギンポの群れに遭遇。
ここにいるんなら、もっと早めに戻ってきて、時間をもっとかければ、もっといいのが撮れただろうに……、と思うのもボートならではの焦燥感。
この後ろ髪ひかれながらエキジットすることで、もう1ダイブしてみっかなーという期待感が増す。
それはボートダイブのいいところだと最近思うようになった。
歳を重ねることは、いろんな思いをいろんな角度からかみしめることができるのだ。
人間って素晴らしい。