予定していたボートダイブが波高高く欠航になってしまったので、この冬、初のレッドビーチです。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
ウミウシには早かろうし、さまよいダイブの1本目。
飛び跳ねる貝に出会ったり、
コガネシマアジ子供を従えたクロボシウミヘビと遭遇したり、
レッドビーチなのにヒレナガネジリンボウが出てきたり……。
10月も後半だというのに、泥地にはハゼの子供が山ほどいたり……。
さしてドロドロのエリアでもないのに、わずかに堆積した泥に住んでいたサルハゼの子供たちがいたり。
ケショウハゼはヒレ全開でほとんど逃げなかったり。
2本目はウミウシを探してみたものの、普通種ばかりで全然いない。
普通種も上からのっぺり、ささっと撮っちゃうよりも、腰を落ち着けてじっくり、正面から……。
奥に空間を作って、青で抜いてあげたりすると、ちょっとは「絵」になります。
ヨソギですかね? カワハギの仲間が何匹かいました。
本当に普通種しかいないねー。
3本目は、とりあえず鉄塔、全部巡って、今後のためにも様子を見ときましょう……ダイビング。
例年とはまったく別の場所にジョー団地がありました。
でも、皆さん、超ビンカン。
普通種もまだ小さい。
泥地にいるのに、きれいだったハナミノカサゴ子供。
2個体いました、カイメンカムリ。
ついてるほとんどがムチカラマツエビだけれど、
たまにキミシグレカクレエビがいます。これは小さかった。
全然いなくて、やっとこさ見つけたイボヤギミノウミウシ。
これはセダカカワハギじゃないよね?
最後、安全停止しながら遊ぶにはもってこいのバブルコーラルシュリンプ。
ヒゲにピントが合ったら、楽し気な感じになった。
よってよって、フィッシュアイフィルター使ったら、こんなんになった。
ミナミハコフグ子供もいるし、
チョウチョウコショウダイ若魚もいる。
撮りにくい。本当に撮りにくい場所にいるので、てこずっているうちに安全停止が終わってしまう。
透明度は相変わらず3Mぐらいだけれど、別にそれがどうしたんだい? だってここはレッドビーチ。
そんなの潜る前からわかりきっていたことさ。
北風でも穏やかに潜れる場所があり、トイレがあり、熱いシャワーが浴びれる。
それだけで十二分だ。贅沢を言ってはいけない。