昨日のホタテツノハゼ属の一種が気になって、1人でがっつり撮影したくて1人でレッドビーチ。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
そんな気分になったのは久しぶりのことだが、やっぱ珍しい系の生物に出会えると何者か追及したくなっちゃう。好きなんだろうね、そーいうのが。
コンデジで頑張りましたが、限界を感じた。
昨日のデジイチのお客様の写真はやっぱこまかいところまでちゃんと写っていたからね。
ウミウシならば逃げないからぐっ!! と寄れるのだが、ハゼでは寄れない。
ズームすると解像度落ちる。
顕微鏡モードでかなり接近するのだが、もう少し・・・・・ってところでやっぱり隠れられてしまいました。
いろんな角度から撮影した写真を並べておこう。成果ではある。
巣穴に隠れてしまうと、すぐには出てこないハゼだったので、隠れた後は、その周囲で他のハゼたちと遊んできました。
ニュウドウダテハゼ子供もけっこういます。
ヤツシハゼの仲間も多いです。
ハナシャコも多い。
黄色のハゼも多いですが、最も普通種と言ってもいいでしょう。
カスリハゼの子供。
背びれの青色がとてもきれいです。
そして多分オニサルハゼであろうと思う奴らがいました。
追記、図鑑「日本のハゼ」のS先生に教えていただいたところ、ナガセハゼであろうとのことでした。
そう言われたらそう見えるし、水深も納得。
不審に思ったところは背びれの模様です。
黒いラインというか、模様が入っていました。
そいつだけじゃなくて、複数個体いまして、ミナミサルハゼ? と思ったのですが、やっぱりこいつらもオニサルハゼなのかな? と思うようになった。
「魚類写真資料データベース」には背びれに模様のあるオニサルハゼってあんまりないんだけれど、丁寧に見ていくと、
「あ、なんか模様みたいなのあるなー」と見えるのがある。
水深8Mにミナミサルハゼがいるであろう可能性よりも、オニサルハゼの個体差だと思う方がはるかに納得する。
追記、図鑑「日本のハゼ」のS先生に教えていただいたところ、ナガセハゼであろうとのことでした。
なんか今年は、この背びれに模様のあるオニサルハゼが目立つように感じる。
追記、ナガセハゼであろうとのことでした。
そして、こいつ。難解だ。後で追記します。
追記、こいつもナガセハゼであろうとのことでした。
追記、ナガセハゼかー。そう言われたら、ナガセハゼに見えてきた……。
やれやれ。
そして……、そうそう。
ウシオニハゼもいました。
このサイズのウシオニハゼは敏感です。
すぐに隠れちゃう。
サイズは7㎝ぐらいです。
大きいカスリハゼsp。
一緒に住んでいるエビもでっかい。
しっぽの先端も青色出てるんだな。
今度はそこも狙ってみよう。
ホタテツノハゼ属の一種とサルハゼたち、ウシオニハゼを交互に観察、撮影して気づいたらレッドビーチで残圧30になっていました。水温は26℃。ハゼと遊べるのもこの辺りの水温が最後かな。
25℃切ったら、もうそろそろハゼたちは敏感に隠れちゃうようになってくる。
と、考えたら、今は泥ハゼで遊ぶのも十二分にアリですな。
ウミウシは全然いません。