GWにリピーターさんが来てくれました。体験ダイビングのお客さんもリピーターさん。
前回は北風が強くなってしまいゴリラチョップで体験ダイビングを開催したのだが、今回は穏やかな海でボートに乗れました。
良かった。
沖縄でダイビング屋さんとリバートレッキング屋を営んでいるスピッツ世古のブログ記事をご覧いただきありがとうございます。
一本目は「もぐりん」にて体験ダイビング。南西寄りの風が吹いていると真栄田岬付近はとても穏やかになります。
波もなくフラットな海面は久しぶりに潜る体験ダイバーにはうってつけの海況で、お客さんも海に入りやすかったはず。
定番だが、アオヒトデで遊んだり、ウミヘビにびっくりしたり、クマノミと遊んだり。
体験ダイビングに定番は欠かせない。
2ダイブ目には青の洞窟にもトライしてみた。
上手なお客様だったので、中性浮力も取れてました。
そして午後からはいつものリピーターさんと、これまたボートダイビング。
真栄田の底に行ってみたら、ホタテツノハゼ属の一種が格好良く姿を見せていました。
もちろんいつもの、黒い奴もいました。
そしてびっくりしたのが、これ。
アヤニシキ?
この場所にこんな海藻見たことなかった。
いつも通る場所だし、いろいろ探している場所だし、前からあれば気付いているはずだけれど、記憶にない。
拡大して撮影すると、こんな表面。
うんうん。
やっぱ、アヤニシキじゃない?
沖縄でアヤニシキって珍しいみたいで、「沖縄 アヤニシキ」で検索してみても過去の私のサイトしか出てこない。
そう。私の記憶では、北部のポイントでしか見たことかなかったんだよねー。
まさか真栄田に?
その北部のポイントの環境と真栄田のそれとは全然違うと私は思っていたので、沖縄のアヤニシキは泥場が好きなんだなーと勝手に思っていた。だってそこは泥場だからね。
サンゴ礁域では見られない海藻として記憶していた。
今後、どうなっていくのか、ちょっと期待も不安も半々ぐらい。
アヤニシキがサンゴ礁域にどんどん進出してきて、沖縄でもさほど珍しくない海藻として定着していくって未来もありうるよね。
一方、これが真栄田の泥化の始まりだとも考えられる? 今はサンゴいっぱいの真栄田岬だけれど、これから泥が貯まっていくのかもしれない。それは考えにくいけれど、自然の世界こそ、なにがあってもアリだからね。
起こっている事象から私は判断していくのみだ。
大人がいてもさほど嬉しくはない魚、筆頭だ。
セダカギンポ。子供はあんなに憂いのに、大人は大きくて……、顔、ちょっと怖い。
でも、卵を守っていた。サンゴの壁面が黄色くなっているのはセダカギンポの卵ですね。
子供、いっぱい増えてほしいなー。
この色のバサラカクレエビは、やっぱりきれいなので、紹介したくなっちゃう。
2本目は山田ポイントへ。
本日、私の4本目に当たるので、ボート下近くのサンゴ畑で子供を観察、撮影しようという意図で潜ったのだが、予想以上に厳しい戦いとなった。
その理由は、まだ子供が少ない……。
その一言に尽きる。
GWって、こんなに子供が少なかったっけ?
と、いうか、ドライスーツに慣れてしまって、あんまり海の冷たさを感じずに潜ってしまったからなのかもしれない。
潜ってて寒くないから、きっと子供も増えてきているはず……と勝手に思い込んじっやたのかもしれない。
反省。
GWに梅雨入りした沖縄。
梅雨のさなかに水温はメキメキ上がっていくのが沖縄です。
そろそろ海の中は楽しく華やかになってくるはずよね。