05/2015 ダイビングログ

5/3 泥からサンゴまで、リュウキュウカスミミノウミウシがきたぁ~

リュウキュウカスミミノウミウシ、顔のアップだ!

GWが終わってしまった。全然忙しくもなかったけれど、日々お客様と一緒に楽しく潜らせていただけました。お客さんはたった1人だったり、2人だったりしたけれど、内容濃く潜れたと思うので、きっとお客様は楽しかったはず。

そんなGWの5/3はどこに行くへきか? お客様と相談しつつ、せっかくのマンツーマンなので…ってことで、泥攻めで行ってみる事になりました。

エントリー後、すぐに葉っぱにしがみついていたのは、なんというカニだろうか? コノハガニみたいにも見えるけれど、ツノガニの仲間かな?

ツノガニ? の仲間かな

ツノガニ? の仲間かな

このポイントにはとても多い、トンガリハゼ属の仲間は浅い場所にも、深い場所でもたくさん見られます。

トンガリハゼの仲間

トンガリハゼの仲間

そして何気にフグが多いのもこのポイントの特徴のひとつです。しかも子供が多い。フグ好きのお客様には朗報ですな。こちらはモヨウフグ子供。

モヨウフグyg

モヨウフグyg

ハラマキハゼがかなりいい感じの色を出していました。フレディに引っかかれたようなお腹の傷跡はこの種の特徴です。見るたびに、痛そぅぅぅぅと思ってしまうのは…まぁ私だけでしょうね。

ハラマキハゼ

ハラマキハゼ

そして泥地に多いスジモヨウフグにも遭遇。この他にサザナミフグの子供にもよく出会います。今回は出会えなかったけれど。

スジモヨウフグ

スジモヨウフグ

ウミウシではここの定番。レンゲウミウシの大きい個体がいました。

レンゲウミウシ

レンゲウミウシ

そしてここの第一優先種とでも言うべき、ヤツシハゼ。冬が終わったことを体で表現するってのはこうすることだっ!! という色をしておられました。見るやつ、見るやつ、み~んないい色をしているので、ついつい紹介しちゃうし、撮影しちゃうし、なかなか進めません。こちらのオスは背びれがビヨン!! です。

いい色出てます、ヤツシハゼ

いい色出てます、ヤツシハゼ

ああああ、こいつもいい色だな~…。ペアで見られるやつも多く、ホント、ヤツシハゼ好きにはたまらない季節到来です。ヤツシハゼ好きって、けっこういるんじゃないの~…。

こちらもいい色出てます、ヤツシハゼ

こちらもいい色出てます、ヤツシハゼ

私の捜索する手の動きにびっくりして浮かび上がった、この魚の大きさは…冗談ではなく3ミリぐらいです。最初はフグの仲間の子供かな~と思っていたのですが、逃げ方、止まり方、隠れ方を見ていて、思い当たったのは、ハタタテギンポの赤ちゃんってこと。たぶん正解でしょうね。隠れていた場所もハタタテギンポが大好きな場所ですから。

ハタタテギンポ赤ちゃん

ハタタテギンポ赤ちゃん

止まっていた少し大きくなった個体も撮影。こちらで5ミリオーバーって感じかな。かわいい。「かわいい」以外に言葉はないね。

ハタタテギンポ子供

ハタタテギンポ子供

エキジット間近、ヒメイカが葉っぱの裏に隠れているのを発見…が、なにやらおかしい。なんか捕獲している…。それって・・・、最初に見つけた得たいのしれないカニさん? 私が見つけたから捕獲されてしまったのか? むごいことをしてしまった。A-メン。

ヒメイカが食べているのはダイビング冒頭で見ていたカニ?

ヒメイカが食べているのはダイビング冒頭で見ていたカニ?

そして、カスリハゼsp。いったいいつまでsp扱いなのだろうかね。この魚は。たくさんいるし、特徴も明確だし、そろそろ白黒はっきりつけていただきたいものですね。大きくて、あんまり隠れないし、紹介しやすさから言っても、名前をつけてほしいハゼランクで上位は間違いないと思いますけれど…。

カスリハゼsp

カスリハゼsp

クサハゼたちもいい色になっているのがちらほら見られるようになりました。

クサハゼ

クサハゼ

これからどんどん増えてくるであろう、カクレエビたちの子供。こちらはオドリカクレエビの子供。白いはさみが憂いのだ。

オドリカクレエビ

オドリカクレエビ

ミツボシクロスズメダイ子供だけが、イソギンチャクを離れて群れで右往左往していました。定住したくないのか、できないのか…。

ミツボシクロスズメダイyg

ミツボシクロスズメダイyg

レギュラーメンバーの黄色いジョーにも挨拶してきました。

黄色ジョーフィッシュ

黄色ジョーフィッシュ

アカメハゼは全然逃げない良い子でした。TG2のスーパーマクロモードにフィッシュアイフィルターONで撮影。

アカメハゼ、全然逃げません

アカメハゼ、全然逃げません

バックライトで遊びたくなるヘリシロイロウミウシ。

ヘリシロイロウミウシ

ヘリシロイロウミウシ

ハナヒゲウツボには出会えないでしょう…とブリーフィングで言っていたのに、出会えてしまった。

ハナヒゲウツボ

ハナヒゲウツボ

テングヘビギンポはいつもと同じ場所に。

テングヘビギンポ

テングヘビギンポ

アヤヘビギンポはオスが婚姻色を出していました。メスたちに強烈アピール!

アヤヘビギンポ、派手なオスがメスに求愛してました

アヤヘビギンポ、派手なオスがメスに求愛してました

そして、リュウキュウカスミミノウミウシにも遭遇。最初見たときはこんな感じ。なになに? 何匹が折り重なっているの? という状態でした。

リュウキュウカスミミノウミウシ、なにしてるの?

リュウキュウカスミミノウミウシ、なにしてるの?

で、よくよく見てみると、二匹が折り重なっているように見える。そして、なにかを一生懸命食べているようにも見える。

リュウキュウカスミミノウミウシ、2匹が重なっているようですね

リュウキュウカスミミノウミウシ、2匹が重なっているようですね

この食べているであろう、ブツはなんだ? 間近で見たけれど、よくわからなかった。

リュウキュウカスミミノウミウシ、なんか食べてますね・・・

リュウキュウカスミミノウミウシ、なんか食べてますね・・・

下の個体なんて、食らいついて絶対放しませんよ!! という強い意志が感じられるような強さで食いついていました。

リュウキュウカスミミノウミウシ、ちょっと見えにくいので、動かしますよ~

リュウキュウカスミミノウミウシ、ちょっと見えにくいので、動かしますよ~

上の個体は、私が引き離したこともあって、食事をやめて逃げるモードになりましたが、その前に正面顔を撮影させていただきました。

リュウキュウカスミミノウミウシ、顔のアップだ!

リュウキュウカスミミノウミウシ、顔のアップだ!

なんて、楽しい顔しておられるんでしょうか? 動画でも撮影してみたので、興味のある人は見てね。

4日のログもがんばって書きましょう。

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