GWが終わってしまった。全然忙しくもなかったけれど、日々お客様と一緒に楽しく潜らせていただけました。お客さんはたった1人だったり、2人だったりしたけれど、内容濃く潜れたと思うので、きっとお客様は楽しかったはず。
そんなGWの5/3はどこに行くへきか? お客様と相談しつつ、せっかくのマンツーマンなので…ってことで、泥攻めで行ってみる事になりました。
エントリー後、すぐに葉っぱにしがみついていたのは、なんというカニだろうか? コノハガニみたいにも見えるけれど、ツノガニの仲間かな?
このポイントにはとても多い、トンガリハゼ属の仲間は浅い場所にも、深い場所でもたくさん見られます。
そして何気にフグが多いのもこのポイントの特徴のひとつです。しかも子供が多い。フグ好きのお客様には朗報ですな。こちらはモヨウフグ子供。
ハラマキハゼがかなりいい感じの色を出していました。フレディに引っかかれたようなお腹の傷跡はこの種の特徴です。見るたびに、痛そぅぅぅぅと思ってしまうのは…まぁ私だけでしょうね。
そして泥地に多いスジモヨウフグにも遭遇。この他にサザナミフグの子供にもよく出会います。今回は出会えなかったけれど。
ウミウシではここの定番。レンゲウミウシの大きい個体がいました。
そしてここの第一優先種とでも言うべき、ヤツシハゼ。冬が終わったことを体で表現するってのはこうすることだっ!! という色をしておられました。見るやつ、見るやつ、み~んないい色をしているので、ついつい紹介しちゃうし、撮影しちゃうし、なかなか進めません。こちらのオスは背びれがビヨン!! です。
ああああ、こいつもいい色だな~…。ペアで見られるやつも多く、ホント、ヤツシハゼ好きにはたまらない季節到来です。ヤツシハゼ好きって、けっこういるんじゃないの~…。
私の捜索する手の動きにびっくりして浮かび上がった、この魚の大きさは…冗談ではなく3ミリぐらいです。最初はフグの仲間の子供かな~と思っていたのですが、逃げ方、止まり方、隠れ方を見ていて、思い当たったのは、ハタタテギンポの赤ちゃんってこと。たぶん正解でしょうね。隠れていた場所もハタタテギンポが大好きな場所ですから。
止まっていた少し大きくなった個体も撮影。こちらで5ミリオーバーって感じかな。かわいい。「かわいい」以外に言葉はないね。
エキジット間近、ヒメイカが葉っぱの裏に隠れているのを発見…が、なにやらおかしい。なんか捕獲している…。それって・・・、最初に見つけた得たいのしれないカニさん? 私が見つけたから捕獲されてしまったのか? むごいことをしてしまった。A-メン。
そして、カスリハゼsp。いったいいつまでsp扱いなのだろうかね。この魚は。たくさんいるし、特徴も明確だし、そろそろ白黒はっきりつけていただきたいものですね。大きくて、あんまり隠れないし、紹介しやすさから言っても、名前をつけてほしいハゼランクで上位は間違いないと思いますけれど…。
クサハゼたちもいい色になっているのがちらほら見られるようになりました。
これからどんどん増えてくるであろう、カクレエビたちの子供。こちらはオドリカクレエビの子供。白いはさみが憂いのだ。
ミツボシクロスズメダイ子供だけが、イソギンチャクを離れて群れで右往左往していました。定住したくないのか、できないのか…。
レギュラーメンバーの黄色いジョーにも挨拶してきました。
アカメハゼは全然逃げない良い子でした。TG2のスーパーマクロモードにフィッシュアイフィルターONで撮影。
バックライトで遊びたくなるヘリシロイロウミウシ。
ハナヒゲウツボには出会えないでしょう…とブリーフィングで言っていたのに、出会えてしまった。
テングヘビギンポはいつもと同じ場所に。
アヤヘビギンポはオスが婚姻色を出していました。メスたちに強烈アピール!
そして、リュウキュウカスミミノウミウシにも遭遇。最初見たときはこんな感じ。なになに? 何匹が折り重なっているの? という状態でした。
で、よくよく見てみると、二匹が折り重なっているように見える。そして、なにかを一生懸命食べているようにも見える。
この食べているであろう、ブツはなんだ? 間近で見たけれど、よくわからなかった。
下の個体なんて、食らいついて絶対放しませんよ!! という強い意志が感じられるような強さで食いついていました。
上の個体は、私が引き離したこともあって、食事をやめて逃げるモードになりましたが、その前に正面顔を撮影させていただきました。
なんて、楽しい顔しておられるんでしょうか? 動画でも撮影してみたので、興味のある人は見てね。
4日のログもがんばって書きましょう。