予定では今日は真栄田岬で潜る予定だったのだが、予定していたよりも早くに北風になってしまい海が荒れてしまった。私の読みの甘さがまねいた計画変更を余儀なくされ意気消沈だが、反省は反省として踏まえ、きっぱり切り替えることが大切だ。現実のダイビングを楽しいものにするのがガイドの仕事だからね。
そして、地元のお客様が遊びにきてくれて、お客様は2名になったのでした。のんびりいこうぜ。って感じのまったりダイブでいろいろご紹介。
ここはハダカコケギンポのサンクチュアリではないか? と思うほど個体数豊富、カラーバリエーション豊か。いつか一度、ハダカコケギンポだけをいろいろ撮ってみようかな? と思えるほどに表情も多彩で、かわいいです。
おっ!! 先月に見つけたロマノータスspがまだいました。いつまでいてくれるかな~…。
こちらは年に1度、この季節によく見つけられるウミウシです。名前がわかりません。図鑑にも載ってないんじゃないでしょうかね。
オハグロベラ…の仲間です。コッカレルラスと呼ばれているやつだと思います。
ハダカコケギンポだと思うんですが、この魚って、こんな砂地にポツンと生息しているもんなんでしょうか? あまりに生息環境が他のハダカコケギンポと違うので、不安になってしまいます。もしかして、アライソコケギンポであるかな…。
そしてお客様が見つけたオオウミウマ子供。かわいいですっ!! ピントが合っていません。すんません。
お客様と見つけられたらいいねぇ~と話しながら休憩し、エントリーしてみたら、ほぼ最初にビンゴ。この後、巣作りも観察させてくれました。もうカエルアマダイの季節がやってきていたのだ。う、嬉しい!!
今年は当たり年? と思うほど目に付いたのがイトヒキヌメリ属の仲間の子供。台風が来て、みんないなくなっちゃうのかな~?
浮遊したヒメイカがまたもや獲物を捕獲していた。決定的瞬間をお客様と囲んで撮影。ハレーションがすごいのはしようがない。だってまぁーまぁーの泥場なんだもん。
コブシガニ科の一種。けっこういました。
そして、ついに開花し始めたウミヒルモ。海の中にも花が咲くんです。可憐で華奢な花ですね。もっとキレイに撮ってあげたかった。試行錯誤してみましょう。そうしましょう。
朝から風は北よりになっていて、恩納村の海は波が高くなっているが、ここは荒波から忘れ去られた場所のように平穏で、穏やかだ。そうであるからこそ、ロウソクギンポたちも婚姻色を出して色恋に惚けていられるのだ。
井戸端会議にも興じていられるのだ。
くるぶしぐらいの水深を右往左往していたオヤビッチャの子供。速過ぎてコンデジでは全然追いつかない。
ホホグロギンポは目が赤いだけで、モンツキカエルウオとよく間違えられるけれど、全身を見てしまうと、モンツキとは全然違うのがすぐにわかってしまう。
なんか、変な色のヤツがいるぅ~と思ったのだが…、スジギンポががんばって体色を保護色にして、周囲の環境に溶け込もうとがんばっている姿なのかな…と推測。
こちらは、キカイカエルウオ。
そして、スジギンポ。半分、水面に体が出ています。
そして、キヌハダモドキはこーいう環境が大好きみたい。
泡を活かした撮影方法を泡メルヘン撮りというらしい。一部のフォト派ダイバーの中で流行っているようで、先日遊びに来たお客様からいろいろ情報を教えてもらった。ふむふむ。楽しそう。で、トライしてみた。私のコンデジオリンパスのTG2は、クリスタルモードというのがあるので、それも併用。すると、背景に取り込んだ泡のそれぞれが輝いてくれるのだ。
な、なんて・・・、クリスタルなんだ…っ!! ちょっとこの撮影方法にはまってしまいそう…。キレイに撮れるし、楽しいです。でも、ピント合わせが難しいですっ!!
こんなエビにも出会いました。サンゴヒメエビ属の仲間になるんでしょうね。
でも、お客様のカメラはバッテリー切れでした。惜しかったけれど、デジイチでバッテリーアウトになるほど撮影していただけて、嬉しいですね~。
明日もがんばろう!!