ロングステイしていただいていたリピーターさんたちの最終日。ヤシャハゼが撮りたいというリクエストに応えるべく、深く潜りもしたし、浅くて遊びもしてきました。
見つけられなかったネタもあるが、この台風じゃ……。みんなどこかに飛んでしまったのだろうか? いやいや、意外にも東から南東の風がずっーと吹いているので、恩納村の海はそんなに荒れていません。今(7/11のAM9時半)も、風波はほとんどなくて、うねりだけが大きく押し寄せているだけです。
で、お客様がヤシャハゼやホタテツノハゼと向き合っておられる横で、私はなにかいないかな~とネタ探し。特に珍しいものは見つけられずタイムオーバー。ヒレナガネジリンボウとハナシャコが並んでいたので撮ってみました。
浅場に戻ってくると、アカホシコヤナギウミウシがいました。
今日もいました。そしてゲストに教えました。スズメダイ好きな人たちではなかったので、リアクションは薄かったけれど、撮影してくれたお客様もおられました。よしよし。コビトスズメダイ、台風後もいますように……。
大きなモヨウフグが岩の上で休んでいました。
アカボシツバメガイがいたり、
ベルギア・チャカ? かな……というのがいたりしました。
お客様の見つけた、この極上に小さいウミウシはなんでしょうね?
サイズは3ミリもなかったです。2ミリぐらい?
その小さな体に、こんなにたくさんの色を散りばめておられるとは……びっくりです。
名前、なんだっけ? 過去にも何度も見てるんだけれどね。
ゴクラクミドリガイの仲間も歩いていました。
真っ白な体だけれど、きつとこの子はコブタヒラツノモエビでしよう。
先日とネタがかぶっているのは、故意でありまして、先日のダイビングではひとりのお客様のコンデジのバッテリーがアウトしていたので、今回はリベンジの撮り直しです。探しましたが、無事にコヤナギウミウシ属の一種に再会。
お客様が満足行くほどに撮影した後、私も遊んできました。やっぱこのウミウシはミノが強烈に存在感を放っていますね~。なので、ミノだけ撮っても絵になります。
フトガヤミノウミウシにも再会!!
これまたミノがキレイなので、バックライトでミノ撮りぃ~。
そして、スピッツとして今年こそ和名をつけることに貢献したい魚である、イトヒキヌメリ属の一種に遭遇。そのオスのゴージャスな背びれが圧倒的です。
よって撮っても、なかなかその迫力を伝えられるようなキレイな写真が撮れないのは、私の腕の悪さか、コンデジの限界なのか?
今年は名前をつけてあげたいです。S先生にもよろしくお願いしないと。チャオ。