昨日の川での結果を受けて、本日のスケジュールは川をやめて、海に変更になりました。ただ海といっても、最大水深はダイコンが作動しないほどだったので、1.5M以浅だったのだろうし、海といえるかどうか定かではないけれど、塩分濃度の観点から区別すると、間違いなく海でのダイビングとなりました。
そんな中、出会った生物の紹介。今回はほとんどすべてのハゼの名前をS先生に確認をお願いしております。見慣れないハゼが多くて、判断に自信がなかったのだ。
最初の子、マツゲハゼだそうです。が、水中で確信を持って、マツゲハゼだっ!! とお客さんに紹介できるほどにはまだまだ道が長そうです。ここでの撮影方法は、怪しきやつは全部撮影。で、後から図鑑を見て判断……となっています。いつかこのサイクルから脱出できるほどの目になれるかな~。老眼も進行していて、自信なし。
こちらも現場では名前がわかりませんでした。
同じエリアに小さいのから大きいのまでいろんなステージのツマグロスジハゼが見られました。図鑑「日本のハゼ」の416ページ、スジハゼAというのにツマグロスジハゼという和名が提唱されたのが2013年のことなので、まだ名前がついて2年ぐらいなんですね。
これぐらいになると、ちょっと模様もわかりやすいかな。
この日に見た中では、この個体が1番大きかったですね。それでも5センチぐらいでしたけれど。
私は現場ではニセツムギ? と思いながら、ツマグロスジハゼを撮影していたのだが、その本家本元のニセツムギハゼもいました。同じキララハゼ属なので、よく似てはいるんだけれどね。
現場では全然わからなかった、こいつらはミナミヒメハゼだそうです。
小さかった……
そして、ひときわ目立つ透明感のあるボディはフタスジノボリハゼだそうです。
全身出ている奴もいました。
で、ここのエリアの優先種であるカマヒレマツゲハゼ。いや、優先種ではないか。大きいから目立っているだけで、個体数の多さからいえば、ミナミヒメハゼやツマグロスジハゼの方が多いかもしれないね。
上のカマヒレマツゲハゼはあまりピンと来ないけれど、撮影しながら長く延びた鎌のようなヒレを見ていたので、マツゲハゼではなく、カマヒレマツゲハゼであろうと推測。
下の写真の個体は体に入る黒点の感じも、まさにカマヒレマツゲハゼって感じですね。
背中部分に入る細かい黒点が目印。
あと、この鎌のように伸びた背びれもね。
最初に貼っといたマツゲハゼと比べてみよう。なんかカマヒレマツゲハゼの方が角ばっているイメージだな、私の中で。今度、行ったら、その印象を大事に、見比べてみよう。
浅瀬の中の浅瀬でいたこいつら。みんな同じハゼの大きさが異なる個体だと思っているのだけれど……。
まだ名前がわからないけれど、ここで止まってしまうとダメなので、とりあえずこのままでアップしよう。
わかったら、また補足として書き足していきますね。
見たことあると思うんですよね……。
最後に変わったエビが出てきました。FBで甲殻類に詳しいYさんに教えていただき、スナモグリ科の一種ということがわかりました。
たしかに、すぐに砂に潜ってました。
ここは楽しいね。透明度の良いときを見極めてまたリトライしてみたいですね。