ウミウシも変な奴に出会いました。
一見、ソフトコーラルの切れ端にしか思えなかったのですが、
気になってツンツンして、裏を見てみると、口があり、腹足らしきものが・・・。
う、ウミウシなのか・・・・。
と、ずっと思っておりましたが、ここに登場させるに当たりプロの意見も聞かねば・・・と思い、ウミウシ図鑑で有名なNさんに聞いてみたところ・・・、
「これはナマコです。バイカナマコの子供ではないか・・・」と、教えていただきました。
ふむふむ。
そうだったのか。
バイカナマコの子供も多分初見なので、良い勉強になった。
そして、こちらはボートダイブの恩納ポイントで出会ったウミウシ。
という学名のウミウシでしょうとこれもNさんに教えていただきました。
日本初記録ではないかとのコメントもいただきました。
稀種に出会うことも嬉しいことのひとつです。
そして4月に連続して出会ったこのウミウシ。
こちらもNさんにいろいろ教えていただきました。
イワスナギンチャクの上で見られました・・・・というか、このホストに住み着いているようなので、見たい人は、イワスナギンチャクをくまなくチェックすることをオススメいたします。
一度見られて、しばらくそこにいるのかと思って、次の時に観察に向かうとたいていもういません。一期一会的出会いと覚悟して、見つけたらくまなく観察してください。
次にある特定のエリアでのみ観察でき、個体数もそこでは多かったけれど、ほかの場所では全く観察できていないウミウシです。泥地を好むようで、ドロドロの場所でしか出会えていません。
これまたNさんに聞いたところ、図鑑に載っていない未記載種とのコメントをいただきました。2014年にも出会えることを希望します。
最後のウミウシはヨコジマイボウミウシかな・・・と思ったのですが、
図鑑の写真と見比べると、なんか・・・、違う。で、またもやNさんに問い合わせ。
すると、Paradoris sp. であろうとのコメントをいただきました。
「鰓孔が背面のかなり後方にある種で、写真の子は単に鰓が外に出ていないだけだと思います」とのことです。
たくさんのウミウシを見ていますが、まだまだ名前のわからない奴がいっぱい出てきます。
2014年もいろいろ探したいですね。