今日は北部に遠征。ハナヒゲウツボのいるポイントなのだが、ハナヒゲウツボにお客様は特に興味なし。ウミウシを探す我々の横で、ハナヒゲウツボが健気に穴から身を乗り出して、シャーシャーやっている。
完全無視を決め込むのも気が引けて、私だけ数枚撮影。大丈夫、キミがまだ一般的アイドルであることに変わりはないからね。今日の我々が少し偏屈なだけだ。

ハナヒゲウツボ
ハナヒゲウツボを無視して、見つかったウミウシたちです。
コトヒメウミウシ属の一種は、新しい図鑑を調べてみたら、Goniodoridella spになっていました。ゴニオドリデラ属の一種ということになるのかな?

Goniodoridella sp.5
ネオンモウミウシは目がかわいいですよね。

ネオンモウミウシ
アカボシミドリガイかな? と思われるウミウシ。

アカボシミドリガイかな?
マイチョコウミウシは以前の図鑑では、Discodoris sp となっていましたが、今回の図鑑ではParadoris spになっているみたい。ホント、いろいろ変わって頭の中大混乱です。

マイチョコウミウシ
黒のセンニンウミウシですね。黒の中にきらりと見える濃いスカイブルーがクールです。

センニンウミウシ
もう一枚載せとこう。

センニンウミウシ
こちらのウミウシは新しい名前が私の中で定着してきたゴニオブランクス・プレキオースス。後ろにはユキヤマウミウシ。

ゴニオブランクス・プレキオースス
キヌハダの仲間がいたり、

キヌハダウミウシの仲間
ウミウシじゃないけれど、キオネミクティス・ルメンガニィがいたので撮影。

ピグミーシードラゴン、学名キオネミクティス・ルメンガニィ
キレイなサキシマミノウミウシだ。……と、思う。

サキシマミノウミウシ
ヤマトワグシミノウミウシだと思われるウミウシ。

ヤマトワグシミノウミウシ
ハミノエア・オワリスかと思っ低他のだが、新しい図鑑を再確認したら、こっちのタイプはHaminoe sp扱いになっていました。もぉ~覚えるのは無理だな、こりゃ~。

ハミノエア・オワリスかと思ったら、Haminoe sp
ミルクオトメウミウシに、

ミルクオトメウミウシ
コナフキウミウシ。2016年の正月は見かけなかった。毎年、そんなに珍しくもなく、ぽろっと見つけられてきた……というイメージがあるのだが……。

コナフキウミウシ
ハイイロイボウミウシでしょうね。

ハイイロイボウミウシ
え~と……、どなたでしょうかね?

ミノウミウシの仲間
目が写っているカットも載せておこう。

ミノウミウシの仲間
泥地ではツノザヤウミウシ。

ツノザヤウミウシ
フジタウミウシ属の一種も。沖縄の泥地には多いですね。

フジタウミウシ属の一種
反対にこちらは少ない、ミズタマウミウシ。写真、悪いね~。申し訳ない。

ミズタマウミウシ
ホストがだいたい決まっているので、いれば出会いやすい。トラパニア・ギッベラ。

トラパニア・ギッベラ
アズキウミウシの子供であろうか? という個体。小さかった。

アズキウミウシかな?
もう少し大きくなったタイプに、

アズキウミウシかな?
完全なる大人のアズキウミウシまでいろんなステージのアズキちゃんがいました。

アズキウミウシ
ここのポイントではたまに見かける、Stiliger sp。タマミルウミウシと同じ仲間になります。

Stiliger sp
よくいる、ゴクラクミドリガイの仲間。

ゴクラクミドリガイの仲間
と、いう感じのウミウシダイブでした。もちろん見られたウミウシはこれ以外にもたくさんいましたよ~。