2014年末からはじまった昨年度のウミウシ合宿は2015年の1/5で終わりまして、そう、この日が最終日。前日の徒労感の残るダイビングから一転させたいと気合を入れてスタート。
浅場で見られた、クラテナ・シンバのような奴。
古い図鑑だとグロッソドーリス・シンメトリクスという学名で載っているこのウミウシ。新しい図鑑を確認してみたら、その学名で検索しても、その学名が載っていない。で、グロッソドーリスspという扱いで写真が載っていました。学名がなくなっちゃうってこともあるってことなのかな?
ツノゲミノウミウシだね。
なんかちょっと感じが違うけれど、ケラマミノウミウシでいいのかな。
見る人によっては、人の顔に見える……ホヤです。見えますかね?
センテンイロウミウシと違うっ!! と思って撮影したけれど、やっぱりセンテンイロウミウシなのかな。
で、努力していれば、当たりにも出会う。その当たりがこいつ。サクラエリオス・キレムボサ。超キレイっ!! Sakuraeolis kirembosa Rudman, 1980 です。
しかも大きさが1.5~2.0センチぐらいあって大きいので存在感も半端ねぇ~って感じでした。
ミノの中の黄色と青の色合いもやばいです。
お客さんが撮影してから、再撮影してしまった。しかもミノ撮り。だつて、本当にキレイなミノだったからね~。
いっぱい載せとこう。今後、また出会えるかわからないし~。
ホント、美しいぃぃぃぃぃっ!!
オショロミノウミウシ属の一種に、
だれですかね……。
この人も誰ですかね……、でも、色合いがきれい、なんか……しゅっとしたはるな~。
わかりやすい奴にもたくさんで会えました。ネアカミノウミウシ。
ウミウシを探していたら、背中に白い点々があるベニハゼがいまして……。
撮影していると、白い点々がだんだんつながって、白い線みたいになっていった。このベニハゼはだれなんだろうか?
かわいらしい色合いのチゴミノウミウシです。
シロタエイロウミウシに、
ネアカミノウミウシや、
エラハリキヌハダウミウシと呼ばれているタイプのキヌハダウミウシの仲間や、
水面近くを群れで泳いでいったのはクロダイの仲間みたいな魚たちでした。
ルージュミノウミウシに、
ミドリガイの仲間、
アカボシウミウシですかね……。
色が薄いけれど、こちらもネアカミノウミウシかな。
ジュッテンイロウミウシもいました。
エキジット間際に出会った、アミメミノカエルウオ。目が合うことは多いけれど、たいてい瞬時に逃げられちゃう。このときは、一枚だけ撮らせてくれました。
今回、2014~2015のウミウシ合宿は40本のダイビングで、お客様カウントによると、204種類のウミウシと出会えたとのことでした。努力が徒労に終わる日もあったけれど、今日みたいにキレイなサクラエリオス・キレムボサに出会えることもある。
潜らなければ、なににも出会えないし、やっぱ、潜ると楽しいことに出会えますね。
お客様、ありがとうございました~。