GW前半、4月終わりからの10連荘がこの日で終了。久しぶりに連続で潜って、合間にショップツアーもあって、けっこう疲労度マックス。最終日ってことではりきってまいりましょう。
西側も東側も潜れる本日もお客さん乗せてスピッツ号はニシヘヒガシヘ。GW直前に旧スピッツ号がエンジントラブルになり、修理に30万以上かかると診断され、そこから中古車を探し、めぐりあった今のスピッツ号でなんとかかんとかGWを乗り切れました。支払いもGW後まで待ってもらって融通を聞いていただき、無事にすべてが丸くおさまったかな……。
悪いことはかさなるもんだね……と周囲の人は言ってましたが、全然悪いことなかった。むしろ、よくGW直前のあのタイミングで立派に戦士してくれたな~と感心。GWど真ん中のお客さんがいるときに戦死していたことも考えられるわけで、あのタイミングで壊れて、新しいスピッツ号と巡り会えて、GWもなんとか乗り切れたのは、すべてラッキー。なんて私はラッキーなんだっ!! と前向きスピリッツで進んでいかないとね。
で、本日は、いや、本日もウミウシラブなお客さんたちなのでウミウシを探します。
キスジカンテンウミウシ、ようやく出会えた。コンペイトウばっかりだった。
そして、お客さんOさんの発見。みんなでウミウシ撮影で集まっていたほんのすぐ隣にいたオリヅルエビ。
ああああぁぁぁ、ワタシ、見るの初めてなんです……。
変わった姿だな~。いや~。嬉しい。Oさん、ありがとう~。
いいモン見せてもらったんで、ウミウシも探しましょう。西の海は予想以上にうねりが大きくて、1本で退散。ウミウシがんばらせていただきます。
でかいね~。ムカデミノウミウシってここまで大きくなるものなのか?
現場では白点がほとんど見えなかったので、イリオモテミノウミウシかな? と紹介したのだが、こうやって写真としてよくよく見てみると白点があるね。ハナビラミノウミウシなのか……。
こいつはハナビラミノウミウシだね。白点いっぱい。
和名がついたそうです。ハナムスメウミウシ。かわいい名前だこと。
この日はモウサンウミウシの当たり日。
この白い子はなんぞや? と思ったけれど、モウサンウミウシの模様の入り方にそっくり。体の色が白色のバージョンってあるのかな?
で、お客様Kさんのリクエストだったテンガンノツユ。到着時からリクエストされていて、「けっこう簡単に紹介できると思いますよ……」と安請け合いしていたのだが、今回に限っては全然出てこなかった。
だいたい、ホストであるヒメシダヅタが冬には大量にあったのに、ここにきていたるところで弱っている。砂をかぶって弱っているのかな? なんかヒメシダヅタの量がとてもとてもとても少なくなっている印象を受けました。それで探すのにもひと苦労どころか、かなり苦労。ようやく見つけました。
こちらはお客様Oさんが見つけたカベイロ属のウミウシ。新しい図鑑によると、Kabeiro christianaeではないだろうか?
カベイロ・クリスチャンセと読めばいいのかな?
ちょっと大きいジョーがいました。
キンセンガニでいいんでしょうか? ちょっと、いや、かなり不安。
砂地から出てきたこのカニ。コブシガニモドキでしょうか? 全然わからないな、このへん。
陸でもこんなシーンに出くわしました。
いや~。それにしてもGW最後にオリヅルエビが出たね~。嬉しいGWでした。遊びに来ていただいた皆々様に感謝。またよろしくお願いします。