で、なんとか、晴れた……とは言えないけれど、雨は降らなかった土曜日。川ハゼガイドに出かけました。が、最初は河口により、カマヒレマツゲハゼをやっつけます。
河口も梅雨時には厳しい環境だし、海は南風でぺたぺただし、当然海で潜った方がコンディションはいいんだけれど、そこにはお客さんの見たいハゼがいないので、あまりベストとは言い得ないようなコンディションの河口に潜入するのです。
濁りが少しでも少ないことを祈りつつ……。
ここのポイント、インコハゼ多いです。
黒くて濁っててあんまり見えなかったので、撮ってみたのだがホシハゼのようです。
カマヒレマツゲハゼ、ここにはいっぱい。
こちらは若者同士の小競り合いですね。何箇所かで見られました。
水面表層にたまった雨水と海から入ってきた海水とが混ざり合ったときに起こるケモクラインのモワモワがひどくなってきてロングダイブは断念。やんばるに移動しました。
ヨシノボリたちも撮影。冬に負けず、ほどほどにきれいでしたよ。
そんなヨシノボリたちの合間にコンテリボウズハゼも確認、紹介。お客様が撮っておられたので、私は遠目から1枚だけパチリ。
この前エビに詳しいF君に教えてもらったネッタイテナガエビであろう個体がいたので思わず撮影。
ボウズハゼの若い個体はたまに背びれの赤くなっている奴がいます。
ヨロイボウズハゼも美しい奴がいました。お客様と囲んで撮影。
石の上にあごだけ乗せて、ちょっと気取った感じのヨロイボウズハゼ。
背びれを広げてくれました。よかった!!
そしてあきらめていた赤ヨロイボウズハゼもいました。かなり前からお客様からのリクエストをもらっていたので、見せられて嬉しかったし、安堵。
赤くなっている場所の背びれと尻びれの赤色がビビッドすぎて強烈っ!!
撮影風景です。赤ヨロイと対峙するお客様。ヨロイ、ヨロイと何度も書いていると、「進撃の巨人」のヨロイの巨人を思い出してしまうな。
背びれ全開は撮影できませんでしたが、全部で3個体のアカヨロイボウズハゼが見られたので、梅雨の合間だということも考えれば合格ではないでしょうか?
遠いけれど、楽しい川でした。