さて、4位はハゴロモハゼが今さらながらランクインしてきた。なぜか?
頑張ってくれたからだ。2009年は個体数も多かったし、オスが多かった。今まではハゴロモハゼがいたとしてもメスの方が断然多くて、うーん・・・という状態が多かったのが事実だ。
オスがいたとしても、あんまりサービスも良くなくてお客様も良い写真が撮れなかったりしていたのだが、2009年は度胸のいいオスが多くて、大変助かった1年でした。
夏場にもっと攻められたら良いのだが、ハブクラゲが大変多いので慎重にならざるを得ないのが現状だ。2009年夏に訪れたときは、陸から探しても容易く6~7匹のハブクラゲを見つけることができた。そーいうときは潜れない。
今年はどんな夏になるのかな?
そして、ハゴロモハゼの仲間として紹介しているこの魚も今年は度胸が良かった。ガンガン寄れました。
ザ・ハゴロモハゼと並べると・・・、ふむふむ・・・。なるほどよく似ているね。今年はこのハゼにぜひ和名をつけるべくちょっと頑張ってみたいとも思っている。
ずいぶん長い間、観察できているのに、ずっとsp扱いではかわいそうですからね。
ハゴロモハゼと、ハゴロモハゼsp。似ているが生息環境は異なる。ハゴロモハゼは川の水が入ってくるような場所に多いし、spは完全な海でしか見たことがない。
spは冬になるとその姿が見られなくなってしまうことが多いが、早い年だと2月ぐらいからでも子供が観察できた年がある。多分1年魚だろうと推測していますが、まぁー推測の域を出ない話ですね。
しかしその一方でハゴロモハゼの方は、冬でも成魚をたくさん見ることができますので、よくわからなくなってしまう。
まぁーこれからも観察していきたいと思います。みなさんもぜひ一緒に観察しましょう。