いやー・・・。なんだ、これ? っていう初対面の印象だった。
最初は止まっていたんですよ。で、胸鰭が開いて、その模様がブワッ!! って見えた。その途端、びっくりしましたよ。なんて斬新なオレンジなんだ!!

2009/8/13撮影 ヒメオニオコゼyg
こんな模様のヒレを持つ魚は記憶にないぞ。何奴?
とりあえずいろんな角度から撮って、撮って、撮りまくらねば。
で、撮ってたら動き始めた。その動く姿・・・。見覚えがあるぞ・・・。
泳いでいない。歩いている。砂地をこんな姿で歩く魚はヒメオニオコゼじゃないか!!
そんな感じで素性がわかったこの魚。2009年の第3位に入ってきました。
大人はいっぱい見ているヒメオニオコゼだけれど、不思議に今まで子供は見たことがありませんでしたし、まさかあのヒメオニの子供がここまで綺麗な胸ビレを持っているとは推測できませんでした。
予想をはるかに超える巨大なインパクト。
自然とはいつでも人の予測をはるかに超えた場所から働きかけてきますねー。だから自然にはいつまでたっても教えられっぱなしであります。