午後から時間が空いたので調査。この頃調査がんばっています。夏の終わりに体調を崩してなにもできなかった分を取り戻したくて、海に潜っています。なにを取り戻すのかはよくわからないけれど、そう書いてみた。
私が取り戻せるものはいったいなんなのだろうか?
ここのポイントは2014年の10月に訪れた台風で壊滅的なダメージを受けました。
それから約2年の歳月が流れ、久しぶりに潜ったら、立派な泥地ポイントに戻っていました。どこもかしこも泥でふかふかしていました。泥が好きなハゼたちも戻っていました。よかったです~。
常連のダスキースリーパーゴビーことサルハゼ属の一種も大きいのがいました。
大きすぎて、最初、なにものかわからないぐらいでした。
ここはホオカギハゼの仲間も多いけれど、たいていイトカケホオカギハゼなんじゃないかな?
沖縄の泥場に多いハゼです。だからオキナワスジハゼという名前になったことは非常に納得。覚えやすいでもある。
そしてオニサルハゼ。下の写真が典型的なオニサルハゼだよね。判別容易。
オニサルハゼには目の下にこんなに黒いラインが濃く出ないと思っていたので、下のハゼを見て、なんのサルハゼだろうか? と混乱してしまったのだが、こーいうタイプのオニサルハゼも魚類写真資料データベースにはたくさん登録されていました。
少し小さいタイプは目の下に黒いラインがけっこうありました。
う~ん、これもオニサルハゼなのだろうか?
ナガセハゼは大人も子供も判別しやすいハゼです。
う~ん……、よくわからないぞ。
イソハゼって今までスルーしてきた。ハゼの中でも苦手分野だ。ちゃんと向き合ってみますか……。
ちゃんと全身を撮らないと、図鑑で調べられないからね。こちらはごくありふれた感じのハナグロイソハゼですね。
コジカイソハゼ。全身を彩る小さい赤点が目印となるのですが、肉眼ではあんまり見えません。
ウミウシも少し
ズメダイも少し
セホシテンジクダイのまだ若い個体。
黄色になっているハゼでは小さくてか弱い印象のクロオビハゼ。
アデヤッコの子供かロクセンスズメダイの子供かどっちだろうか? とFBの「44の海の談話室」で教えてもらったところ、ロクセンヤッコの子供だと落ち着きました。
判別の決め手は目が黒いことと、しっぽ付近の模様です。
オキナワベニハゼも。
泥場復活。嬉しいダイビングでした。