地元のリピーターさんと2ダイブ。でも、海が荒れてしまったので、北風をよけてポイント選択。冬になってきました。
最初は泥地でハゼ探し。
なんだろうか? と思って、撮影したのだが、どうやらウスゲショウハゼですね。
なんだろうか? と思ったのは、ウスゲショウハゼが生息しているにはちょっと環境の泥がフカフカしすぎていたから。
ウスゲショウハゼ
ウスゲショウハゼ
だって周囲にはたくさんピンコのspがいましたし。
通称ピンコハゼsp ハゼ科の一種-12sp
でも、他のポイントでもこーいう風景は見たことがある。ウスゲショウハゼとピンコハゼspが隣同士で見られるような風景ってことね。
通称ピンコハゼsp ハゼ科の一種-12sp
通称ピンコハゼsp ハゼ科の一種-12sp
この前のお客さんとはそういえば、このハゼを狙って潜っていたんだっけ……。そのときは外してしまったが、こんなところにいっぱいいたとは。やっぱり泥地のハゼはその時の泥の状態と密接にリンクしているので、泥地が変われば生息している生物もガラリと変わってしまう。
ここの泥地では、ピンコspの子供なんて、昔はまったく見なかったけれどな~。
通称ピンコハゼsp ハゼ科の一種-12sp
今年は多い、カスリハゼなどの普通種。特に黄色い個体も多いです。
カスリハゼ黄化個体
カスリハゼ黄化個体
いつ見ても元気にホバリングしているイメージのシマオリハゼもちびの時は、着底しておとなしいハゼですね。
シマオリハゼのちび
たくさんいる、ヤツシハゼ。泥ハゼ撮影の入門にうってつけ。
ヤツシハゼ
ハゼの捜索リクエストをもらっていた、イソハゼの仲間たち。イソハゼたち、今までは特にちゃんと見ないでスルーしてしまっていたが、ちゃんと見ることにしよう。で、オスジイソハゼです。2012年に和名のついたハゼです。
オスジイソハゼ
いいかげん、このヤギについているハゼも名前をちゃんと知りたいので、今度、いっぱい写真を撮ってみようと思う。いつでもいるしね。
ガラスハゼ属の一種
ガラスハゼ属の一種
キミシグレカクレエビはここのポイントではけっこう見ますね。
キミシグレカクレエビ
探したら、たまたま出てきたパロンアェ。この色のタイプは久しぶりだ。
パロンシュリンプ 学名ヂェラストカリス・パロンアェ
パロンシュリンプ 学名ヂェラストカリス・パロンアェ
スカシモエビもいました。
スカシモエビ
おおお、なんだ、このヨソギみたいだけど、変な色のハギは? と思ったので、お客さんと追跡。
ヨソギ
ころころ色が変わっていく。
ヨソギ
また黒っぽい緑になり、
ヨソギ
逃げる態勢になったら、こんな色に、
ヨソギ
で、出てきたこの色は……。ヨソギやん!!
と、いうわけで、ヨソギの色はいろいろですね~という話。
ヨソギ
まだいました。トガリモエビ属の一種。色がきれいになってきました。
トガリモエビ属の一種
ウミウシもちらほら。でも、全然撮らなかった。ほとんどスルー。今日は魚で忙しかった。
コモンウミウシ
普通種のおさらい。
ヨメヒメジ
夏からいた奴が大きくなったのかな? 場所も移動していました。
チョウチョウコショウダイ若魚
いっぱいいます。
フタスジタマガシラ
え? いつから、こんなに増えちゃったの?
去年はこんなにいなかったのに……
群れに混じるのは、キュウセンフエダイ。
キュウセンフエダイ
ベンガルフエダイ? ヨスジフエダイ?
ヨスジフエダイだね
お腹をアップにすると、真っ白けではないので、ヨスジフエダイだね。
お腹の白いところにうっすらとラインが入っているからヨスジフエダイだね
いろんな魚が混ざっている群れです。
オキフエダイ
意外にネットで写真が少ないのはタテフエダイ。潜っていると、けっこう出会うんですけれどね。
タテフエダイ
モルディブで山ほど見てきたヒメフエダイ。これはまだ若魚。
ヒメフエダイ若魚
あんまり見ないな、キツネフエフキ。後ろ半分に入っている黄色のラインがかなり目立ってました。
キツネフエフキ
河口なんかに潜るとよく見かけるニセクロホシフエダイ。
ニセクロホシフエダイ
オハグロベラ属の一種って扱いにしときましょう。沖縄にオハグロベラはいないらしいですよ。
オハグロベラ属の一種
普通種の整理もしてきた2ダイブでした。