今年もいろんなウミウシが見れました。稀種から普通種、小さいのから大きいの。派手なのから地味なの。そんな中で特に印象に残った3種。
日本の図鑑には載っていなかったこの種。学名を Hypselodoris iacula といいます。
そして、次のチギレユキイロウミウシはずっと見たかったウミウシだったので、非常に嬉しかった。図鑑「沖縄のウミウシ」で観察されているものは、採集されたのが53Mという深場で、私の到達可能水深を大きく超えていたからです。私が発見したのは33Mぐらいだっので、まだかなり浅かったともいえるでしょう。まぁー十分に深いけれどね。
次のウミウシは今までにも何度か出会っているけれど、毎回出会えると嬉しいウミウシです。
和名はこれ、また、ない。図鑑「沖縄のウミウシ」には、学名をそのままカタカナ読みで、ドゥルウィレドーリス・レムニスカータと記されている。学名だとこうなる、Durvilledoris lemniscata。
このウミウシには今まで記憶している中で3回出会っている。その3回、すべて水深1Mぐらい。発見パターンも決まっていて、ビーチエントリーして、足ひれはいて、さぁー行きましょうかー・・・、いた。って感じ。足ひれをはくような浅い水深でしか見たことがない。
つまり、水につかった瞬間から生物探知レーダーは出力マックスでエントリーするべきってこと。いろんな生物が、予想もしていない場所からひょっこり出てくるのだ。きっと来年もね。