風が少し東にまわってきたので、砂辺に向かうことにしました。が、2016年で砂辺に潜ったことって……あったっけ? ってぐらい潜ってないです……と、車内で素直にお客様に告白しながら移動しました。
沖縄本島のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
さて。砂辺と一言で言っても範囲は広い。どこの階段からエントリーすべきか? 悩みましたが、過去に1番たくさん潜っている砂辺№1がやはり妥当だろうと思い、エントリー。
アカクセニアウミウシ、オオコノハミノウミウシ、ソフトコーラルに擬態しているかのようなウミウシを探し出せたらいいのにな~と淡い期待をしていましたが、
ゲットできたのはオオコノハミノウミウシだけでした。とほほほ。
で、早々に砂辺はあきらめて、レッドに舞い戻り、もう一度昨日のニシキリュウグウウミウシエリアを探索することにしました。相変わらずツノザヤウミウシはたくさん見られます。
今日はヒカリウミウシもいました。触角の基部に黄色が入っているあたりや体表に白色の小突起があるあたりなど、ヒカリウミウシで良いと思います。
今日もいました。ヤノルス・サヴィンキンイ。何回出会ってもうれしいウミウシです。
フジタウミウシspですよね?
なんだ、こいつ? って感じでつんつんしてみたら、ゴロン……と転がって動き出した。お~、ウミウシじゃん!! って感じで見つけられました。フウセンウミウシ? って思いましたが、こんなに大きなフウセンウミウシは見たことがない。この子のサイズは5㎝ぐらいありました。
体表にある薄いブルーの点々。とスジ。なんか……見たことある。これってクロスジアメフラシの最終形態……みたいな感じじゃない? かっこいいぞ!!
迫力が圧倒的でした。
そして、なかなか出会えなくて、探しに探してようやく出会えたニシキリュウグウウミウシspです。
寄りではたくさん撮影したので、スポットライトにして引いても撮ってみました。
浅瀬ではウミウシを食べるウミウシとして有名な、キイボキヌハダウミウシが出現。
コトヒメウミウシspはこの日を最後に定位置から消えてしまいました。今シーズンはいなくなるの早いね~。
2016年もこれで最後。遊びに来ていただいた皆様ありがとうございました。これを見て、今年は潜りに行ってみようかな? と思われたそこのあなた。これからよろしくお願いいたします。久しく潜りに来ていないスピッツリピーターのあなた。久しぶりに沖縄で潜りましょうよ。モルディブ以来、全然お会いしていないあなた。沖縄にも遊びにきてくださいね~。
2017年もゆるりと潜っておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。