寒さもひと段落。今日から週末までは暖かい日が続くようです。
ほっ。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
午前中の仕事を終え、時間が余ったので、1人ふらふらあてなど決めず、タンクを背負って、しばし口呼吸。
エントリーしたところで、名前がすぐに出てこない魚と遭遇。なんだ? と撮影。
う~ん……。ハナハゼの子供って感じですね。しかし、TG4はこーいう被写体に弱いですね。全然ピント合わないです。
今日もいる。出会える。ツノザヤウミウシ。
小さい。5ミリぐらいの黄色い物体。こんな色のはトラフケボリダカラガイしか見たことないけれど……、なんか違う。違和感満載。こんな泥地にトラフケボリダカラガイがいるものなのか? 小さすぎるし。なんだろうか? とFBに投稿してみたらあっさり教えていただけました。
ツユダマガイsp。小さい体にさらに小さい目があり、実にかわいい。よく見るツユダマガイはオレンジ色のが多いけれど、この柄のツユダマガイはよりかわいさアップですね。
そうかと思えば、でっかいブッシュドノエルウミウシもいました。このサンゴ、ちょっと他で見ない感じでした。サンゴはよくわからん。
ヤノルス・サヴィンキンイもいました。ラッキー。
アイバーコーラルゴビー。大きかった。目の下の赤いライン、もっと濃く出てる写真がネットでは見られるけれど、この個体は大きいくせに、赤いラインはとても薄い。もう少し周囲を見てまわれば、他のも出てくるのだろうか?
あら、こんなところで……。タレクチウミタケハゼにも出会えました。ラッキー。
カイメンを見たけれど、ピンクスクワットロブスターとかはいなかった。また見たことないけれど、ネットの写真などを見ているとホストはこーいう感じなのだろう。探してみたいね。
ここのポイントではいつも狙っている、ヤクシマカクレエビ。白色が美しくて、好きなエビです。
良い場所にいたので、いろいろ遊んでみた。
でも、老眼でちゃんと目にピントが合っているのか、よく海中で見えないっす。情けない。
カイワリの子供みたいなのが目の前をすい~と泳いでいきました。1人でふらふら~だから、なんでも撮っちゃう。
すんげ~色が変わっているサラサハゼに出会った。
「おぅっ!」って思わず声を出しちゃったぐらい、派手なお洋服だこと。
でも、なんで? 一緒にいるのはヒトスジタマガシラじゃないの? 誰に向かってアピールしてんだろうか?
で、サラサハゼに集中して撮影してたら、タマガシラはどこかに行ってくれました。よしよし。本当に、いい色出してるね~。
とりあえず魚だけ、バチッ!! と撮れたから、やっぱり遊んじゃおうね~。
やっぱ「奥行き」ってやつを出したいよね。
上を見上げて、写真の上方に水だけのスペースを取り込みましょう。
撮影してたら、サラサハゼ君、浅いほうに逃げていく。あああ、逃げられるぅぅぅぅって思ったら、
あら、お目当ては上にいたのね、ふむふむ。
2匹でヒレを広げてくれてます。図鑑「日本のハゼ」見ると、サラサハゼの雄は尾ビレの上下に黒点があり、メスは上だけに黒点があるようです。ってことは、私が最初見ていた個体が雄で、上から私を覗き見ていたのがメスですね。
そして、この下の写真では、上にオス、下にメスという構図で異性へのアピールをされている……と。
オスの体がメスにくっついて、もう尾ビレが体にくっついて「へなっ」って感じになってます。
エアーがなくて、ここで私は失敬させていただきまして、浅瀬でオビシノビハゼと時間つぶし。
よく見るヒラムシもいました。
楽しい散歩でした。また週末はお客さんがいるので潜ります。なにが見られるかな~。