2016年を振り返る毎年恒例の企画。スピッツ的生物ランキング。オーナーガイド、世古の独断と偏見がすべてのランキングです。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
2016年の第5位は「ハワイマトイシモチ」です。
スピッツを開業したのは1999年1月だから、約19年間も沖縄でダイビングしているのか~。長いな。どう考えたってベテランだな、こりゃ。現存しているログは2000年4月からのものです。HPをリニュアルした際に過去ログは見れなくなってしまったのだが、この機につなげるだけしてみようと思いました。こちらから飛べます。 ⇒ スピッツの過去ログの書庫へ行く
記録に残っている最初のレッドビーチでのダイビングは2000/9/16でした。今から17年前だ。そんなころから徐々に内湾、ドロドロ系のダイビングを少しずつ積み上げてきたんだな~としみじみするのは重ねた齢のせいなのか?
ふむ。
まぁ、それは、それで、良しとす。
そんな内湾、ドロドロ系ダイビングでたくさん出会ったタイワンマトイシモチ。これは本当に普通種のイシモチでとてもたくさんいます。もう、本当に、ほ・ん・と・う・にたくさんのタイワンマトイシモチに出会いました。
ここにタイワンマトイシモチの写真を張り付けたくて過去のログを探したのだけれど、タイワンマトイシモチって普通すぎてあんまり撮っていないみたい。探しきれませんでした。残念。
2016年の5/6に出会ったこのイシモチは見た瞬間に、絶対タイワンマトイシモチじゃない!! っていう確信がありました。こんなの見たことないぞっ!! ってビビッ!! と来ました。そういう出会いは多くないので、鮮明に覚えています。
見つけた瞬間は上の写真のように少し白っぽい体色でした。撮影しいると、徐々に体の点々が濃くなってきました。
体全体の色も黒っぽくなってきました。
で、こんな魚。
手持ちの図鑑では名前がわからないので、またもやFBの「44の海の談話室」に投稿しました。マダラテンジクダイか? タイワンマトイシモチか? ハワイマトイシモチか? などけっこう賑やかに博識ある方々に談義していただいて、瀬能先生にもお伺いのメールを出して、お返事をいただきました。
「画像、拝見しました。とりあえずハワイマトイシモチです。データベース中にも同じタイプの幼魚が若干登録されていました。親につながるか微妙ですが、消去法でやってもハワイが残ります」とのことです。
うんうん。
やっぱタイワンマトイシモチじゃなかった。直感が当たるのはうれしいことです。