お客さんがいなかったので、潜らない日々が続いていたのですが、約10日ぶりに潜ってきました。と、いってもお客さんがいたわけではなく、お仕事が午後からだったので、空いた午前中を利用して潜ってきました。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
どこに潜ろうか? 思案しながら、今週末のお客様の趣向なども考えつつドライブ。
特にねらいも定めず、エントリーポイントから普通にガイドで使う範囲での生物チェック。
ホシゾラウミウシと遭遇。
お客さんいないし、出会うウミウシはすべて撮影してやるっ!! と決心する。
が、予想していたよりも全然ウミウシが出てこない。
もっと普通にいっぱい視界に入ってくるぐらい増えているのを期待していたのに……。
で、いろいろ心移り。
昔、イソギンチャクモドキカクレエビのいた場所はどうなっているかな~とチェックに行ったら、なにもなくなっていた場所に子供のオオイソギンチャクモドキが芽吹いていた。
ここはオオイソギンチャクモドキを引き寄せる何かがあるってことなんでしょうね。
ウミウシ少なかったし、出会うウミウシも普通種ばっかりだし……、他の生物に浮気。ヤノダテハゼの子供がかわいかったので集中。
ハチマキダテハゼにも心奪われ……。普通種だけれど、冬に逃げないだけでもありがたくって撮っちゃう。
覗けばどこにでもいる……って感じですね。パラガレーネ。あなたって、どこらでもイルーネとかぼやきながら撮影しているのは私だけではないはず。
あ、卵がある。……でも、ウミウシはついてなかった。
安定していろんな場所で見られます。ウルトラマンホヤ。
メレンゲウミウシとか、
シモフリカメサンウミウシなど普通種もどこかに隠れていました。うねりが大きいからかな、岩の上を闊歩している個体が少なかったです。
キシマオトメウミウシもいたんですが、上手に撮ってあげられなかった。
この黒いタイプ、最近よく見ます。シライトウミウシでいいんだよね?
ミナミハコフグ子供がいました。なんか撮っちゃうんだよね~。
ソメワケヤッコも撮っちゃうんだよね~。
あんた……、色、薄っ!! で、また撮っちゃう。
お、逃げない!! 逃げないだけで嬉しくて撮っちゃう。だって、お客さんいないし、1人だからね。撮りたいものを撮れるのだ。やっぱ、「レアもの探したり、遠くを徘徊してアタリネタを探すよりも、楽に潜れるコースで逃げない普通種とゆっくり向き合うってのが一番贅沢なダイビング」だよね。
1人で潜るときは、いつも、あのネタを確認に行っとかなきゃ、とか、ネットで見てたネタはあのへんかもわからないからチェックしとかなきゃ、とか、いろいろ気になることがあったりもするけれど、そーいうのを省いて、今日みたいに潜るのはたまには「アリ」ですね。