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2014年もいろんなウミウシに出会えました。名前のあるヤツからまだ和名はおろか学名のついてない奴らまで・・・。
まず元旦に出会った、Eubranchus rubropunctatus。日本語で読むと、エウブランクス・ルブロプンクタートゥスとなります。図鑑「本州のウミウシ」に掲載されていました。
その翌日に出会ったのは、マツカサウミウシ属の一種 。東海岸のとあるポイントにて発見。私は過去に何度か出会えていますが、たいてい沖縄の東海岸で潜っているときです。東海岸はまだまだダイビングサイトとしてポピュラーな存在ではありませんが、北風の吹く冬の季節に穏やかになることが多く、ウミウシの増えてくる冬の季節にはとてもありがたいエリアです。
春になる頃にはそこそこの大きさのウミウシが目立つようになってきます。
そんな時に出会ったセンヒメウミウシsp。図鑑「沖縄のウミウシ」の写真の個体は6ミリと書かれていますが、私が出会ったのは10ミリを超えるビッグサイズでなかなかの迫力でした。
春の終わりから初夏にかけて、ウミウシはもっともたくさん見られます。私の感覚的にはそのように感じます。大きいのから小さいのまで。下の写真のトラパニア属の一種は最高に小さくって、全長3ミリぐらいでした。近くで見てもゴミみたいで・・・、撮影して、拡大して・・・、ああああぁぁぁやっぱりウミウシだったのね・・・と思えるほどの大きさです。
冬に潜って何もなかった砂地にいろんな海藻類が茂ってくるのも初夏の楽しみ。そうなればそこにまたたくさんの生物が集まってきます。下の写真のウミウシはそんなシーンの中で出会えました。こちらも小さくて、2ミリぐらい・・・。オリンパスのTG2じゃなかったら、こんなの撮影しても・・・、こんなにアップでは撮れません・・・。ありがとう!! オリンパスさん。
そして、秋が来るとウミウシは減っていきます。台風も来るし・・・。台風が来て海が荒れると、こんなに小さな生物は波やうねりで飛ばされ、流され、死んでしまうものも多いことでしょう。俗に秋はウミウシ枯れの季節と呼ばれています。そこを通過し、冬が始まると・・・、少しずつ極小サイズのウミウシたちが目に付くようになってきます。下の写真のネコジタウミウシspはこの冬、年末年始の金武レッドビーチではたくさん見られました。
こんな感じで集まっているところも何度か確認しています。
年末、師走も押し迫った時に出会えた、この下の写真の極小個体はコトヒメウミウシsp。サイズは2ミリにも満たないほどでした。自分でも、よくこんなの見えたな・・・とびっくりしたのをよく記憶しています。
そして年末のウミウシ捜索で出会った、ディープインパクトはホクヨウウミウシsp。下の写真のモジャモジャなウミウシです。触覚の形状も独特で、パッと見にも・・・、かっこいいウミウシでした。
また今年、2015年もいろんな出会いがあるよう、そしてその機会をスルーしないよう、老眼に鞭打って探してみたいなーと思わせる存在ですね。ウミウシは。ウミウシのなにがいいって、見つけたら、みんなで観察、撮影できるってところですよね。生物の少ない冬の海ではガイドさん大助かりですよ。ウミウシさん、センキュー。