今日はなにもない日……と思っていたら、とあるツテからスノーケリングのお仕事が入り、久しぶりに……、本当に久しぶりに真栄田岬の青の洞窟に入ってきました。
沖縄本島恩納村でダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
風は東から南東なので、今にも真栄田岬で翻っている旗の色は黄色から青色に変わりそうだったけれど、午前中の早い時間は黄色だった。(現在の真栄田岬は、海の状態により入水制限を3段階で設けています。その段階は旗の色で示されております。詳しいことは真栄田岬管理事務所が運営するホームページでご覧ください。こちらからご覧になれます。)
黄色だと、イントラの人やガイドの人と一緒じゃないと青の洞窟のある海に入ってはいけないというルールがあるので、今日のお客様はそのルールを順守されているとても大人なお方。
スノーケリングの道具も持っているし、泳ぐのだってお上手だったので、私は大変楽をさせていただけたお仕事でした。ありがとうございます。
真栄田岬の青の洞窟は……、やはり大混雑でした。
洞窟に入って、すぐの左側。最深部まで行って振り返るのが、出入り口付近が最もきれいなブルーを見られる特上席。
ここからの風景を見たい人、見せたいガイド。記念写真を撮られるゲスト、記念写真を撮ってあげたいガイドさん。そんな人たちが壁沿いに並んでここを見たいがために二列ほどになって並んでいる様子はある意味、最も日本的な風景なのかもしれない。
「日本人って、海の上でも並ぶんだよ!! びっくり!!!」って土産話にされていそう。
でも、ここに日本人が並んでいたのは、数年前までの話。
昨今のインバウントの波は例外なく真栄田岬にも押し寄せており、最近の洞窟内で聞こえる会話は韓国語、中国語がとても多い。たまに日本語……って感じです。
10年ぐらい前に日本人の中で沖縄ブームがあり、真栄田岬の青の洞窟もそのころは日本人観光客でごった返していましたよね。その波が終わりかけ、ようやく青の洞窟の人出も落ち着くかな~という頃から海外の観光客が増えだし、今の日本人観光客と海外人観光客の割合はどれぐらいでしょうか。私はダイビング業者だが、青の洞窟はほとんどやらないので、正確にはわからないのだが、4:6ぐらいにはなっているかもしれないですね。
人は多いけれど、やっぱりここの青色はとてもきれい。みんなを笑顔にしています。
生物がミモノじゃなくて、水の青さがミモノってのは、このツアーが成功する一番のポイントですよね。どんなに人が多くても、どんなに騒いでも、絶対に誰もが見られるミモノって、素晴らしいよね。
こーいう観光資源ってホント大切だよ。
今さらながら、青の洞窟ツアーって、うまいことなってるな~と感心した1日でした。
今度来るのはいつになるだろうか?
あ、そういえば。水温が26度になってた。水面だけかもしれないけれど、26度ってどうよ?
水底も早く温まれっ!!