昨日までのウミウシラブなリピーターさんからがらりと変わり、川や河口の好きな名護在住のリピーターさん。が、あいにくの雨。川は雨降りにダイレクトな影響を受けますからね。どうすべきか?
沖縄本島恩納村でダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
考えて、リクエストのひとつでもあったトサカハゼを狙いに行ってきました。一応広い意味では河口だし。このポイントは。
オイランハゼはたくさんいました。全然求愛ダンスはしてくれなかったけれど、きれいな体色だけ見ていても、やっぱり「きれいだな~」って見惚れちゃう。
特筆すべきはハゴロモハゼの数。大きいのから産まれたてだと思われる極小の個体まで、実にいっぱいいました。
大人の個体はあんまりヒレを広げないやる気のない個体でした。
お客様がハゼに刺さっている間に見つけたエビさん。
小さすぎたけれど、たぶんサザナミフグの赤ちゃんでしょう。
おっ!! 久しぶりの出会いだ。
完全なる大人のタイプ。ホムラダマシのメス個体です。よしよし。
ブリーフィングでお伝えしていたピンコハゼたち。たくさん見られました。全部同じ種類なのか、ちょっとした疑問もあり、いろいろ撮ってみました。
うん。多少の色の濃淡はあれど、みんな同じですかね。うんうん。
で、カスリハゼがいたら、その周囲をじっくり見てみましょう。こちらはカスリハゼ。大きくてあまり逃げないので、目印にはもってこい。
カスリハゼよりも幾分細長いシルエット。素早い動作。見ようとすると隠れてしまう、やるせなさ。
そんなのがいたら、それはトサカハゼです。全身を写せてました。
トサカハゼの名前を現す、トサカはけっこう開いています。
でも、かなり臆病なので、じっくり1ダイブささげるつもりで潜ってくださいね。
ヤツシハゼ。
普通のヤツシハゼ。
どこにでもいる。
でも、でも……。
この時期の体色は、派手だね~。
上下は同じ魚の右側面と左側面なのだが、模様がきれいに対称になっているようで、あたりまえっていえば、当たり前なんだろうけれど、自然ってすごいな~とそんなことにも感動。
ヤツシハゼのオスは腹びれにきれいなオレンジと黄色が出てきます。下の写真。メスは青い点々模様が出てきます。上の写真。
コモンヤツシハゼがいました。で、他の種類が混ざって生息していないか、お客様とヤツシハゼの仲間たちをいろいろ撮影。
でも、みんなコモンヤツシハゼみたいですね~。
やれやれ。
トウアカクマノミもいました。
オオモンハゼを見分けるのが不得手なので撮ってみた。
よくわからない稚魚も一匹で泳いでいました。
そして大きなオオウミウマ。
小さいのもいました。かわいい~。
久しぶりにハゼを見たな。だいぶ水温が上がってきたので、逃げなくなってきましたよ。
これからはウミウシだけじゃなくて、魚も楽しくなりますね。
夏だな~。ちなみに今日は恩納村の前兼久ハーリーでした。