06/2017 ダイビングログ

6/7 浅瀬にて再びミッション失敗。自然の宙玉で遊ぶ

自然の宙玉レンズ写真みたい

昨日のミッション失敗を挽回すべく、子供らを学校に送った足でそのままポイントに直行しました。

沖縄本島恩納村でダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。

でも、でも、やっぱり少し波が残っている。濁りも少しある。でも、まぁ~潜れないことはない。

と、いうことで、潜ってみました。

岩に大きなウミウシが。ジャノメアメフラシなのかな?

ジャノメアメフラシかな?

ジャノメアメフラシかな?

でも、探しているのはこいつらではない。

撮るつもりはなかったけれど、やけに目前で二匹がぐるぐるまわってくれる。フチドリカワハギは好きな魚なので、そんなにまわってくれるのならば、撮ってあげよう。

フチドリカワハギ

フチドリカワハギ

いざ、撮影してみると、体の色が白っぽく変わってしまった……、なんで~……。

フチドリカワハギのペアがぐるぐる

フチドリカワハギのペアがぐるぐる

諦めて沖の砂地を徘徊。貝の仲間がたくさん歩いているが、目当てのウミウシはいない。

以前は、このポイントに大量にいたのだが……。

貝の仲間

貝の仲間

リサーチの副産物としてオオウミウマ、ゲット。

オオウミウマ

オオウミウマ

全然いない。一匹もお目当てのウミウシには出会えず、潜水を断念。

くじけそうになる結果だが、くじけずに別の浅場を捜索。

くじけない自分をほめてあげたいほどだが、ここの浅瀬はどうだろうか?

写真のような藻場です。永遠に続くのではなかろうか? と思える、藻場だ。

浅瀬の藻場の風景

浅瀬の藻場の風景

狙っていないウミウシには出会える。

キヌハダモドキ

キヌハダモドキ

藻場に散在するピンク色の卵だと思われる物体。

なんの卵でしょうか? たくさんありました

なんの卵でしょうか? たくさんありました

なんの卵なんだろうか?

いっぱいあるので、広いエリアを見れば、どこかで産んでいるシーンに出会えるかな? と期待して泳ぎまわったのだが、全部産んだ後でした。貝? ウミウシ? でも、貝のような気がする~。

なんの卵でしょうか? たくさんありました

なんの卵でしょうか? たくさんありました

サンゴが少しあるところで、浅瀬ってことだから、当然いるこの魚。

シマギンポです。

島ぞうりに島酒、そしてシマギンポ。

沖縄の島がつく3大ワードにシマギンポも入れてほしい。

シマギンポ

シマギンポ

たくさんいたイソハゼはミナミイソハゼかな。

ミナミイソハゼかな

ミナミイソハゼかな

梅雨の合間に晴れていたので、藻場では光合成が盛んでした。

いたるところで小さなバブルが連なって、水面目指して上がっていきます。

光合成による酸素バブル放出中~

光合成による酸素バブル放出中~

よくよく見ると、海藻から泡がダイレクトに浮上していきます。

光合成による酸素バブル放出中~

光合成による酸素バブル放出中~

浅瀬を泳いでいると、酸素バブルの集中砲火を受け、体全部が酸素バブルまみれになってしまう。

癒しの効果がないわけがない。

すると、こんな風景に出会う。

けっこう衝撃だ。

ここまでたまってしまうとは……。

ブダイの寝袋の残骸にたまった酸素バブルがこんな大きな球に

ブダイの寝袋の残骸にたまった酸素バブルがこんな大きな球に

昨晩? いや、もっと前? いや、潮の干満を考えれば、昨晩なのか?

とにかく、いつかのブダイが寝袋で使って、使い捨てた膜に酸素バブルがたまって、こんなに大きな泡に成長してしまった……という図です。

バブルには周囲の風景が写りこんでいる。

横から接近して撮影すると、今流行中の宙玉写真みたい。

自然の宙玉レンズ写真みたい

自然の宙玉レンズ写真みたい

真上から撮影したら、モロに宙玉だ。

自然の宙玉レンズ写真みたい

自然の宙玉レンズ写真みたい

藻場ゆえの現象であり、ほとんど誰も来ないエリアなので、壊されることなく、ここまで成長したんでしょうね。

ここ最近、この海には波らしい波も立っていなかったのだろう。水温は27度でした。

浅瀬は夏のようになってきました。

しっかし、探しているウミウシ、いないな~。明日は……って、もう今日だれど、今日はセメントをこねこねしないと。

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