今年はスズメダイの子供たちを頑張ってガイドした年でもありました。隙あらば教えてみよう・・・・って感じでお客様の隙をうかがいつつガイド。そんなきっかけになったのは、近所のイントラTさんが見つけた上の写真のスズメダイ。
オジロスズメダイspの子供にそっくりなのだが、異なる・・・・。というレアもの。スピッツのお客さんでもあるスズメダイ好きの人に見てもらったりして、いろいろ教えてもらうも、どうやら新種のよう。ただいま鑑定中ということで、結果が出るのがすごく楽しみなスズメダイです。
こちらはそのスズメダイ好きのお客様から捜索依頼が来ていたアイスズメダイ子供。あまりまだ図鑑にも写真が載っていないスズメダイの子供です。親がいることは知っていたので子供を頑張って捜したみたら、ビンゴ!! 発見に至りました。
その後季節が移ろい初夏になるとけっこうな個体数を見られるようになり、やっぱり初夏の海は子供の数だけとってもとても華やかでした。水温こそまだ低いけれど、台風もあんまり来ないし、1番いい季節かもしれないですね。
お客様のリクエストも多い、この子供。大人はどこにでもわんさかいるルリホシスズメダイです。スズメダイ好きの人じゃなくてもこの子供には目を奪われる人が多い。小さい体に散りばめられた蛍光ブルーのドットは宝石のようで、本当に綺麗です。
今年は初夏から盛夏にかけてずっと見られましたし、11月になってもまだ子供が見られるというサプライズもありました。丹念に探せばきっとどこかで見つかる子供ですので、毎年リクエストしてくださいね。頑張って探しておきます。
浅場のヒーロー。これまたありふれた普通種の普通種。ミヤコキセンスズメダイ子供です。波が押し寄せるほどの浅瀬を潜れば見られない場所はないのではないでしょうか? というぐらいありふれたスズメダイです。大人は・・・、これまた地味なんだ・・・。でも子供のこの美しさ・・・。青のラインの美しさが特に素晴らしい。
セナキルリスズメダイって、多分みんな素通りしている。誰もが潜っている水深に当たり前にいます。でもちゃんと腰を落ち着けて、しっかり撮ってあげられれば、こんなに綺麗。ウロコ1枚、1枚が輝いていますぜ、旦那ぁー。
スズメダイは種類も多いし、普通に見られるのがたくさんいます。子供はどれも魅力に溢れているので、ぜひ2008年もいろいろ紹介していきたいです。よろしくお願い致します。