2014年度を振り返ってみたら・・・、初見の出会いは少なかったのだが、久しぶり・・・という出会いが多かった・・・みたい。
以前には頻繁に出会えていたけれど、最近見なくなっちゃった・・・。
そーいう生物たちが第9位にランクインしてきました。まずはトゲツノメエビ。このポイントではかなりの確立で見られる・・・はずだったのだが、ここ数年の出現率はとても悪かった。2013年とか、一度も見ていなかったんじゃないでしょうか・・・。
2014年の秋は行くたびに同じ場所で観察できて、とても助かりました。しかもペアだったしね。

マガタマエビ 8/12/2014
久しぶりと言えば、このエビもホント久しぶり。シラヒゲウニという沖縄では食用とされるウニがホスト。とてもかわいいエビなので、いつでも会いたいと切望して、シラヒゲウニがいれば、くまなく点検していたのだが、やはりここ数年出会えずにいました。
そしてこの夏にペアのマガタマエビと再会。が、この一度だけの出会い。その後も追跡しましたが、シラヒゲウニが動いてしまうので、やはり捜索は実を結ばず、一期一会のエビとなってしまいました。今年、2015年もどこかで出会えるといいなー。

ハゴロモハゼsp,yg 5/3/2014
そして、そして、思い入れのある魚、ハゴロモハゼsp。この魚は私が泥地を潜り始めた最初の頃に出会った図鑑未記載種で、今もまだ和名がつけられていないハゼです。
以前はレッドビーチの浅場で高確率で観察できていたのだが、レッドビーチの底の砂質の変化が理由なのかはわかりませんが、レッドビーチではとんと見かけなくなりました。
2014年は北部の泥ポイントで子供と大人の個体が同時に観察できて、とてもうれしかったなー。
ただこのポイント、秋に沖縄を襲った台風の被害をモロに受け、泥が飛ばされて移動してしまい、砂地のポイントみたいになってしまっています。なので、泥場を好むハゼたちは生息数が激減。このハゴロモハゼspも消息不明に。

ハゴロモハゼsp 5/6/2014
大人になると、こんなかっこいいハゼになっちゃいます。泥場じゃないと、このハゼは現れないので、ポイントの再泥化がどのように進むのかがポイントになるのでしょうが、また夏に台風が来て、環境を一変させてしまうような出来事が起こらない限り、すぐに回復するとは思えないですね。
しばらくここのポイントも潜りに行っていないので、また調査に入ってみないとね。