去年の9月に体験ダイビングをスピッツで担当したお客様がダイバーになって再々リピートしてくれました。
一度目のリピートはカード取得後の11月でした。
で、今回の3月が3か月ぶりのダイビングになります。
リフレッシュダイブ
スピッツで一緒に潜るリピーターさんはベテランダイバーが多いので、
基本的に自分のことは自分でできるダイバーが多いです。
なので、たまに初心者ダイバーさんやブランクダイバーさんと潜る機会をいただくと
私も緊張します。
普段は生物を探す時間がダイビングの大半ですが、
この2日間は生物を探すのは二の次で、お客様の安全をファーストプライオリティーとして潜ってきました。

そんなん、いつでもそうじゃないとダメじゃん
安全管理してないってことではなくてね。300本以上潜っているような人と潜る時と初心者と潜るときとでは安全管理のやり方が変わるってことなんだろうね

何度も一緒に潜っているベテランダイバーに頻繁に残圧を聞くのは的外れだし、初心者ダイバーにアオセンミノウミウシを紹介するのも多くの場合は的外れ。
ガイドとしての仕事はターゲットに応じて、射るところを射なければ満足度を与えられないということです。
軽石
初日は北部のビーチポイント、ゴリラチョップに潜ったのですが、
軽石がまだ浮いていました。
ゴリラチョップにはもうないと思っていたのですが、
まだありましたね………。
崎本部ゴリラチョップ
そんなに大きい軽石はなくて、小さいのばっかりでしたが、
水面にも水中にも浮いていました。

ダイビングするときに
特に問題となるようなレベルでもなかったです。

いつまであるのか?
という問いはもう意味はなく、
たぶん、今後ずっとこのようにあり続けるのだと思います。
共存ですね。

沖に設置された堤防の新規工事が進んでいるようには見えませんでしたが、
立入禁止エリアは去年よりもかなり陸地側に設けられていて、
その看板は水中にも建てられています。

沖縄恩納村万座
2日目は瀬良垣漁港からボートで出港しました。
やはりここでも水面には軽石が浮いていました。

以前に比べたら、かなり少なくなっているので
問題にはならないレベルではあります。

下の写真にはけっこう大きな軽石の群れが写っているのですが、
遠くて鮮明には撮れていませんでした。
申し訳ない。

崎本部ゴリラチョップの生物
初心者ダイバー、ブランクダイバーの方と一緒に潜る時は、
生物探しをあまりしないので、
ハナブサイソギンチャクなどの危険生物がいたら、
それを教えたりしてガイドツアーしております。

生物の写真を撮るよりも、
お客さんの泳いでいる姿勢とか、生物との記念写真とかを撮影することが多いです。
他店のブログを見て、どこかに赤いカエルアンコウがいるらしいってことは
情報としては入れていたんですが、
詳細には聞かなかった。
泳いでいて、どこかで見られたらラッキーぐらいの気持ちでいたのですが、
もっと小さい奴に巡り合いました。
各ヒレがスケスケです。

サイズは5㎜くらいでした。

お客さんにも紹介。

5㎜の黒いゴミのようなものが動いている様子を見て、お客様がなにを感じていたかは謎だが、
エキジット後には、「あんなに小さいの、よく見つけますねー」という感想を頂きました。

感じてほしいのは、そこではなくて、
この生物のかわいさなのだが、
何をかわいいと感じるかは人それぞれなので、
マクロ眼を褒めていただくのも久しぶりで嬉しかったです。
ありがとうございます。
日々、老眼の進行が著しくて、いつまで小さい生物を探せるのか自信がないけれど、
小さい生物大好きなんで、潜ったら探しちゃうんですよね。
万座の生物
万座は水がきれいでした。
ワイドに沖縄の海を感じていただいた方が初日との対比もできてよいのではないかな………と、
穴やクレバスを通ってみました。

万座には写真のような割れ目のポイントが多いので、
晴れていたら、そりゃーもう、きれいです。

ハタンポがぐるぐる回っているような風景もきれいです。

昔、このへんにハナヒゲウツボがいたよなーと思いながら通ったら、
本当にいました。

「過去にその生物が出た場所で、再びその生物に巡り合う確率は異様に高い」説はかなり的を得てますね。