やっとラストだ。10日の連休は必要なのか? 半分ずつ、5月と6月に分けてやってほしい。最後まで無事故で行きましょう。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
最終日、どこに行こうか悩んだけれど、結局、昨日と同じコースになってしまった。
ポイントのチョイスは一緒だけれど、潜ったコースは微妙に違う。
ウミウシダイブはどこの壁を見るか? で成果が大きく変わってくる。
どこの壁を見るか? それはウミウシガイドにとって切実な問題だ。
いない壁をいくら探しても徒労。
いる壁、いる穴、いるくぼみ、いる環境。
これを知っているってことがウミウシガイドの成功につながる。
いる場所にたどり着ければ、90%ぐらい成功ですな。あとはお客さんたちも自分自身で見つけてくれるし。
さて、今日は、いる場所にたどり着けるのか?
昨日の成果に気を良くして、二匹目のどじょうをすくいに行ってみたら……。
今日は……。
あれれれれれれれれれれれ。
あんまりいないぞ。
オボロイロウミウシは2個体。
ウスフジイロウミウシはお客さまからのパス。
縮こまっていて、なんだかわからず撮影したのは超普通種のセンテンイロウミウシ……というのはウミウシあるある話。
かわいいのいた。
ネオンモウミウシ。目がかわいい奴やん。
1本目の成果を受け、2本目は昨日まったく行かなかったエリアを捜索。
ミガキブドウガイを見つけてしまう。
そして遊んでしまう。だって楽しいんだもん。きれいだし、かわいいし。
お客様からのパスはユリヤガイ。
背景を変えるだけで写真のニュアンスはがらりと変わる。
青抜きが好きー。
こっちはアラリウミウシだよね。
こっちはクラサキウミウシだよね。触角が違う。
ああああああ、またもやミガキブドウガイで遊んでしまった。
ユリヤガイの青抜きがきれいすぎたのが原因だ。
今日も見つかったコトヒメウミウシ属の一種。
おー、レアものと言ってもいいんじゃないかな、私の中では。
3度目ぐらいの出会いだと思います。
シロタスキウミウシ。しかもかわいいサイズ、30ミリぐらい。
アバンギャルドな色彩のヒシモンエンビキセワタとも遭遇。
これまた渋いカラーリングのウミウシだ。
和名なしのアオウミウシ属の一種。
浅瀬にいたのはたぶんタイヘイヨウイロウミウシ。
と、いっぱいは出てこなかったけれど、少数精鋭って感じの顔ぶれ。
嬉しいね。
午後はレッドビーチに再び出陣。
昨日見せられなかったオレンジトラパニアことトラパニア属の一種を発見。
しかも大きかった。
4ミリぐらいはあったんじゃないかな。
反対に極小だったのは、コクテンタマゴガイ。
3ミリぐらい。
とあるウミウシを探して泥地を徘徊するも、出会えず。
フジタウミウシ属の一種などと遊ぶ。
お客様が見つけたキセワタみたいなこいつはきっとクラゲムシの仲間だと思います。
今年は簡単に見つかるちびジョー。
と、GW最後もいろいろ見られて、無事故で終われて安堵……。
していたら、最後の最後に私自身が頭部を怪我してしまったが、もうほとんど復活していて、来週からは潜れるようになりました。
今週末のお客様には申し訳ないことをしてしまいました。かたじけない。
来週からまた頑張ります。