04/2021 ダイビングログ

4/25 ゴリラでじっくり

ヤグルマウミウシ

季節外れの台風が南海上で発生し、長時間ぐるぐるしているせいで土曜日夜半まで波浪警報が出てしまった。なので、日曜日にまとめてたくさん潜ってしまった。

沖縄でダイビング屋さんとリバートレッキング屋を営んでいるスピッツ世古のブログ記事をご覧いただきありがとうございます。

ポイントはもちろんゴリラチョップ。

台風のうねりでレッドビーチは問題外。ニゴニゴ、うねうねな海況は見ずとも容易に想像できる。

加えて、昨今の生物ネタの豊富さに思いをはせれば……、もうゴリラにチョップするしかないでしょーという判断の元、4ダイブ。

浅いから嬉しい。

 

ファーストタッチはごく普通のミドリリュウグウウミウシ。そのすぐ後ろでお客様が発見したのは……、

 

ミドリリュウグウウミウシ

ミドリリュウグウウミウシ

 

おー、

ヤグルマウミウシーーーー!!

 

最初ッ~から、ラッキーって言いたくなるネタだ。個人的に大好き。

ヤグルマウミウシ

ヤグルマウミウシ

変わらず定位置のキミにご挨拶。

先週までに見られていたカエルアンコウの仲間たちはことごとくいなくなってしまっていたが、黒2匹が残るよりも君がいてくれてよかった。

差別しているわけではないけれど、赤が映えなんだよね。

もちろん黒のかわいさも理解はしている。

カエルアンコウの仲間

カエルアンコウの仲間

なんてことを思いながら、捜索を続けると、ホムライロウミウシ。

明らかに、誰かがこのシチュエーションで撮影していたでしょう? 今の今まで……って感じのベストポジション。

ありがたく頂戴するのがセオリーだ。

ホムライロウミウシ

ホムライロウミウシ

 

なんか色の薄い、トウリンミノウミウシだなーと思いながら撮影していたけれど、帰って図鑑で見たら、レイチェルミノウミウシというみたい。

レイチェルミノウミウシ

レイチェルミノウミウシ

 

そうだね、君はレイチェルミノウミウシだね。

 

レイチェルミノウミウシ

レイチェルミノウミウシ

 

ウミウシを食べるウミウシとして有名、イシガキリュウグウウミウシ徘徊中でした。

食べ物、いっぱいあるね。全部食べないでね。

イシガキリュウグウウミウシ

イシガキリュウグウウミウシ

コヤナギウミウシは相変わらず多い。

コヤナギウミウシ

コヤナギウミウシ

トゲトゲウミウシはお客様の発見。

トゲトゲウミウシ

トゲトゲウミウシ

アプリシア・ニグロチンクタはお客様に紹介するかどうしようか迷ったけれど、とりあえず紹介。

撮る、撮らないはお客様にゆだねよう。

アプリシア・ニグロチンクタ

アプリシア・ニグロチンクタ

その隣にいたミヤコウミウシの方が大きくて、存在感強め。

ミヤコウミウシ

ミヤコウミウシ

砂地に牧場ができつつある昨今。

この風景を見て、ふふふふふふと微笑む人は、どれぐらいいるのだろうか?

牧場

牧場

そこに放牧されているオナガブドウガイたち。

オナガブドウガイ

オナガブドウガイ

 

いろんなタイプがいました。

 

オナガブドウガイ

オナガブドウガイ

 

全部オナガブドウガイだと思い。

 

オナガブドウガイ

オナガブドウガイ

 

雪の結晶のような白い模様があるからね。

 

オナガブドウガイ

オナガブドウガイ

 

フォト派に人気のクサイロモウミウシ。

つぶらな瞳がいいんだろうね。

 

クサイロモウミウシ

クサイロモウミウシ

クサイロモウミウシ

クサイロモウミウシ

 

私は初見かもしれない。

黒いカスミミノウミウシ。

そのまんまの名前で、クロカスミミノウミウシというらしい。

 

クロカスミミノウミウシ

クロカスミミノウミウシ

 

二次鰓が見えていないのでわかりにくかったクリヤイロウミウシ。

お客様の写真で二次鰓を確認したら、確かにクリヤイロウミウシでした。

 

クリヤイロウミウシ

クリヤイロウミウシ

 

トンプソンアワツブガイもここではよく出会います。

 

トンプソンアワツブガイ

トンプソンアワツブガイ

 

ゴリラチョップの黒いカイメン見たら、けっこうな確率でモンジャウミウシがいるのは昔から変わらないね。

モンジャウミウシ

モンジャウミウシ

 

コブヌメリの仲間としかわからない。

ミナミコブヌメリなのかなーーーー?

 

コブヌメリの仲間

コブヌメリの仲間

クロスジアメフラシなんて極めて普通種だけれど、アメフラシたちは表情がユニークなので、やっぱ紹介したくなっちゃうよね。

クロスジアメフラシ

クロスジアメフラシ

クロスジアメフラシ

クロスジアメフラシ

 

相変わらずいる、マツゲメリベウミウシ。

泳ぐし、くねるし、透明だし、砂地の上だと境界線が写せないし、撮影の難しいウミウシだ。

 

マツゲメリベウミウシ

マツゲメリベウミウシ

ヒョウモンウミウシと一緒にいたユウグレイロウミウシ。

ドット模様が濃いタイプだね。

違和感あったけれど、やっぱりユウグレイロウミウシだね。

 

ユウグレイロウミウシ

ユウグレイロウミウシ

 

卵はいっぱいあるのに、ウミウシが少ないなーと思っていたら、

やっとこさ発見。ナナフシウミウシ。

昔はレッドビーチに、普通にいっぱいいたのに、今ではナナフシウミウシでさえも探さないと出会えないぞ、レッドビーチ。

よみがえってほしいぞ、レッドビーチ。

 

ナナフシウミウシ

ナナフシウミウシ

 

マンジュウヒトデ見たら、ハゼが乗ってる。

しかもあんまり動かない。

デジイチのお客様が撮り終えるまで止まっていてくれた憂い奴。

 

セボシウミタケハゼかな

セボシウミタケハゼかな

 

エビさん。

名前がわからない。

でも、このホストから全然逃げていかなかったので、このホストに住んでいるのかもしれないが、

他のポイントではあんまり見たことない。

 

エビさん

エビさん

 

おお。珍しい。

モンツキウシノシタに遭遇。

まぁー地味なんで、しょうがない。

魚類写真資料データベースにも写真登録は1枚だけです。昔、送った私の撮影したモンツキウシノシタはまだ登録されていないみたい。ありゃりゃ。

 

モンツキウシノシタ

モンツキウシノシタ

 

かわいい奴、きた。フジムスメウミウシ。

 

フジムスメウミウシ

フジムスメウミウシ

卵もたくさん見られます。

そして、それらを食べるウミウシもよく見られる。

パスタチゴミノウミウシはその筆頭だね。

 

パスタチゴミノウミウシ

パスタチゴミノウミウシ

 

そして、昼間なのに出会ってしまった、オオマルモンダコ。

ヒョウモンダコに似ているけれど、青紫のドット模様だけの場合はオオマルモンダコなんですって。

 

オオマルモンダコ

オオマルモンダコ

 

このポーズ、大好きみたい。

ちょうどボクシングのファイティングポーズみたいですね。

 

オオマルモンダコ

オオマルモンダコ

 

ずっとこんな感じで威嚇してくれまして、かわいかったです。

最後のダイビングは、ほとんどこのタコと遊んでいました。

 

いやー、いろいろ見れた。楽しいねゴリラチョップッーーーーーー!!

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