昨日から風がまわって、今日は北風。西を経由して北風になってしまった。このパターンならば、最も安定感のあるレッドビーチを選択。この夏は全然来なかったので、ここのサンゴの白化現象も気にかかるところだ。
この岩にぺたっと張り付いているサンゴはくまなく白化していましたが、他のサンゴは目立った白化もありませんでした。
朝場はなんとか見えましたが、水深を下げるにつれて、レッドビーチらしいニゴニゴの海が登場してきました。そんな泥の濁りの中で漂っていたカミソリウオ。
スポンジウミウシや、
あまりの透明度のひどさに、鉄塔の周りから動けなくなります。よって、鉄塔に住む生物の捜索。カゲロウカクレエビかと思ったけれど……、鮮明な写真が撮れていなのでなんとも言えないけれど、ラピポントニア・パラガレーネのようにも見えますね。
卵があったので、探してみた。老眼の肉眼では、「なんかここにいそう……」というレベルでしか確認できない。撮影してみたらやっぱりいました。
小さなウミウシもパラパラと散見。でも、今日のお客様はウミウシにまったく興味がないのでスルーです。
セソコテグリなのかな? このへんも曖昧なんだよね。これぐらい大きい生物もレンズの関係でスルーです。
こちらは頑張って撮影されていました。セダカカワハギyg。別の場所にも1個体いたので、今日は全部で3個体いました。下の写真には2個体写っています。
大きなハナブサイソギンチャクには大きなイソギンチャクエビが。
オシャレカクレエビ。モルディブでいたころから、このエビだけはやけに目について紹介していたな~。どこにでもいるのでありがたい存在です。
出会うすべての個体がきれいだったケショウハゼ。そーいう季節なのかな。
シマオリハゼはまだまだ小さいサイズ。
カスリハゼは黒色よりも黄色のほうがたくさん目につきました。
共生エビもガンガン出てきました。今年はハゼが多いのかな? 普通種ばっかりですが、たくさん見ました。
そして出会ったトガリモエビの仲間。
大きいのと、
小さいのと。
ミミックオクトパスにも出会ってきました。
出会えると嬉しい生物です。
動画も撮ってきました。
レッドビーチのシーズンまでもう少しか。冬が始まるね。