GW始まっちゃった。10連休ってすごいねー……って簡単に思っていたけれど、終わってみれば、もうこりごり。次回からは分散型に一票。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
あいにくの風回りの初日。どこに行こうか悩んだけれど、レッドビーチに来ました。ウミウシ好きの人だし、レッドビーチも連れてきてあげたかったし。
ウミウシは少ないながらも、ちらほら見つかる。
毎年出てくるこの白いウミウシはレッドビーチの定番だね。
触角の先端が黒くなっているのがクモガクレウミウシで、白いのがこいつ。
去年の年末年始のトラパニア大祭りで見つけて以来、コンスタントに発見できており、通年見られるウミウシになった感のあるこのオレンジトラパニア。
トラパニア属のウミウシは人気があるので、通年見られる種類が生息していることは実に喜ばしいことだけれど、なんせ小さいし、いつも場所変わっているし……、探すのが大変なウミウシでもある。ただホストは決まっているので、そーいう意味では、探しやすいウミウシでもある。
このホストは西海岸にもたくさんあるのだけれど、西海岸側の海では見たことがない。
今後のテーマは、こいつを西側のきれいな海で探し出すことでもあるね。
こちらもレッドビーチでは定番化しつつある、コトヒメウミウシ属の一種。
大きくなっても5ミリぐらいなので、全然目立っていないけれど、真剣に探してあげたら、きっと毎回見つかるはず。
マントヒヒボヤの子供だと思うのだが、犬顔だよね。
こんな顔の犬いたよね。
サンカクウミウシは自分でもよく見つけたな……、ってぐらい。
普通に柱にくっついていたのに視線が止まって、
「あ、君、ウミウシだよね?」って言葉が浮かんで、じぃっーと見ていたら、やっぱウミウシだったって感じ。
こちらはお客様のTさんから教えてもらった、パスタチゴミノウミウシ。エッグイーターらしくウミウシの卵の中を迷路状態。
この日はキイロウミウシがたくさん見られた日でした。GW中にレッドビーチはよく行ったのだが、キイロウミウシを見たのはこの日だけ。
どこに隠れちゃうのかなー?
定番の中の定番。いつもどこかに隠れているであろうイチゴジャムウミウシ。
事前に姿かたちを頭に叩き込んでおかないと、おおよそウミウシとは判別できない形状だ。
触角らしきものが出ていない時も多いし、二次鰓にいたっては私もあんまり認識した記憶がない。
それでも今ではパッと見ただけでイチゴジャムウミウシ発見!!って見つけられちゃうのは経験値が上がったことに他ならない。
経験ってすげーな。
きれいなところを産み場所に決めたセンテンイロウミウシ。フジナミウミウシはなにをしに行ってるんだろうか?
まさか卵、食べないよね?
レッドビーチにシライトウミウシ。
あんまり見ないような気がする。
気がする……、だけで、実際は見ているのかもしれないけれど、記憶には残っていない。
それほど印象に残るウミウシではないってことだね。
デジイチの人にはぜひじっくり撮ってほしいウミウシのひとつ。
クロヘリアメフラシはごくごく普通種だけれど、やっぱその表情の楽しさはアメフラシ属のウミウシならではって感じ。
コペってこんな模様があったっけ?
どうした!? ボロボロやん!!
ハスイロウミウシになにが起こったのか?
おぅ、ビンゴ!!
普段は見ないホストに、普段はいないアカマダラツガルウミウシの小さいの発見。
ウミウシ好きのお客様の時に発見できてうれしい。
そして大入り袋がダブルで登場。
チギレフシエラガイをわんさか見たこのGW。
レッドビーチのチギレフシエラガイの周りにはマントヒヒボヤがいっぱい。
ウミウシを探す私の眼前から逃げようとしなかったヒトスジタマガシラ。
撮ってやったぜ。
初日は天候もすぐれない中をレッドビーチで3ダイブ。
やっぱ温かいシャワーがすぐに浴びれる環境って大事だから。