東から南寄りの風で恩納村の海はペタペタ……かと思っていたら、そんなこともなくて、少しざわついていました。でも、無事にボートで出港してきました。
定番のアケボノハゼは20M台にて元気な姿を冬の今でも確認できます。こりゃー夏までいてくれそうです。
ハダカハオコゼはかなり深い場所でした。こんなとこまでいつもは来れないね。
特に特筆すべくような出会いもなく、浅場に移動。壁を見ながらウミウシを探してしまうのはこの季節の常。ミルクオトメウミウシがいました。
定番のウミウシは苦もなく見つかる。シモフリカメサンウミウシ。
イガグリウミウシなど。
チギレフシエラガイはちょっと色の違うバージョン。
カブラヤテンジクダイは穴の中が大好きなので、そのきれいな姿がいつもは見れないですが、少人数でゆっくり穴に入って、ライトを当てれば、とても観察しやすいですよ。
同じような場所にいるオヨギベニハゼもとてもキレイなのだ。目の上に入っているパープルもオシャレだし、各ヒレに入っているオレンジのドット模様も実に粋だね。この写真ではそこまで写せていないのが情けなくて涙が出るよ。
そしてハナゴンベ3兄弟いました。1番お兄ちゃん、でかすぎて、小さいのが影に入ってしまった。
下の写真が1番小さい個体。3月でこんなの見られたら嬉しいですね。お客さんのテンションも上がっていました。
コンペイトウの後にキレイなリュウキュウフクロウニがいたので無理やり画面に取り込んでみました。が、ちょっと無理があるな。
ヤマシロベラでしょうね。速くて、撮影困難。コンデジじゃ難しいけれど、デジイチでも難しいよね。
こちらはシラタキベラでしょうね。こちらも同様に撮影が困難なベラだ。
大人までもう一歩……という感じのニシキヤッコがいました。
と、いうなんでも観察、なんでも撮影……な2ダイブでした。見れるものを楽しむのが冬のダイビングの醍醐味。鯨の声がずっと聞こえているのもこの季節ならでは。いつまで聞こえるかな~?