昨日に続いて今日も潜ってくださるリピーターさん。ありがとうございます。昨日が残波岬だったので、今日はホームに戻って恩納村で楽しみます。残波岬はお隣の読谷村にある岬です。
ポイントは船長さんにお任せ。リピーターさんはもうほとんどすべてのポイントに行っているし、生物全般なんでも楽しめる人なので、潜ったポイントで出てくる生物で季節の旬を感じられる大人な潜り方をされておられます。
昨日も見たけれど、今日もエントリー直後にツノダシの群れが早速リーフエッジに出現。お客様とダッシュで追走。だって昨日は全部安全停止中に遭遇したので、上からただ眺めているだけでした。
今日はエントリー直後ということで、下から潜りこんでの撮影も可能なわけで、ダッシュせねばっ!!
群れに囲まれたり、
頭上を通ってくれたり、
お客様と入れ替わったり、右往左往したりしながら、撮影。この季節限定の旬を堪能。あああぁぁきれいだった。
ふとリーフを見れば、ちょっとしたくぼみにたまっているじゃ~あ~りませんか。キンメモドキたち。ここは毎年テンジクダイの仲間がたまる場所だけれど、もう少しずつたまっているんだね。春だね~。嬉しいの一言に尽きます。
小さな群れでも画角の狭いカメラで群れの中に入れば、お魚まみれになれます。
ホシクズベニハゼですね。と、思ったのですが、うん? ホシクズベニハゼにあんな途切れ途切れの白い線、体にあったっけ? とちょっと気になってきた。なので、瀬能先生に問い合わせております。
鼻管だけが黄色という、なんともアバンギャルドなウツボと出くわしました。こんなの初見だ。かわいいぞ。ヒメウツボかな? と思いましたが、ネットで探していると、ヘリシロウツボの鼻管が黄色いところに着目。子供の頃はこんなにかわいいのかも?
そしてハマクマノミ子供は定番といえば定番だがも、かわいいもの好きには欠かせないネタであります。いるだけでありがたい。いるのといないのでは、大違い。これだけでかなり遊べるお客様のなんと多きことよ。ありがたい。嬉しい。ずっとそこにいてね~。
そして昨日も確認していたけれど、アマミスズメダイ子供。ようやく子供をじっくり撮って貰うことができました。
2本目に入ったポイントは、私も2度目の新規開発されたポイント。潜り込めばもっといろいろ見られそう。入ってすぐにハナゴンベの子供がいました。かわいい。
そしてプレゼントされたネタでマツカサウオ。もっと寄って撮りたかったけれど、そーいうことができる場所じゃなかったので遠くから離れて観察。変わった模様の魚だってことは十二分にわかるぐらいの距離なので、まぁ~OKって感じです。
そしてお客さんが見つけて撮っていたのは、マツヨイミノウミウシと昔は呼ばれていたウミウシで、今はハチジョウミノウミウシという和名が提唱されているらしいです。このまま決まるのかな?
浅瀬はうねりも入ってきていたので、ウミウシたちも少ないめ。だけれど、ウミシダがたくさんあったので、覗いてみるときれいなエビが散見されまして、お客様に紹介した後の姿を遠目からパチリ。
ちゃんと撮影していないので、正確な名前まではわからないけれど、ウミシダの色もきれいだし、青い海を背景にもできるし、エビもそこそこ大きいし。
サクサク2本潜ってボートに上がったら、けっこう南西の風が強くなっていまして、揺られながら帰港。ボート上で風に吹かれるとちと寒いですが、陸上に上がってしまえばそんなに寒くない。
そーいう季節になりました。
GWもこんな暖かい沖縄でよろしくお願いしたいです。暇だと思っていたGW、今年ははっきりいっていっぱいになっちゃった。もう満杯。これ以上は受け付けられないので、お断りしたお客様もおられます。すんません。
ぜひ次回がありましたら、ぜひぜひよろしくお願いいたします。