暇な土曜日だと思っていたが、ウミウシの好きなリピーターさんがとある事情で潜ることになってしまった。午前到着のお客様を待って、ポイントにて合流。12時集合でしたが、そこからポンポンと3ダイブ。日没ぐらいに潜りきれました。最後はかなり水中も暗くなっていましたが、ウミウシ探しだから、そんなに問題ありません。日中でもライトを使って探しているし、ライトの当たっているところ以外は真っ暗でも特に関係ないしね。
で、いろいろ見られました。全部載せると大変だし、そもそもそんな全部写真に撮っていないし。その一部を抜粋。
恩納村で潜れているので、さんご礁域を住処とするウミウシがたくさん見られます。
ヤマンバミノウミウシかな~? と思っていた下の写真のウミウシ。やっぱ、ヤマンバミノウミウシでしょうね。たぶん……。
そして小さな穴の奥に隠れていたレモンセッロを発見。
普通種のウミウシですが、今はたくさん見られます。
ミノ系は少なかったのですが、少しだけ出てきてくれました。名前はいつものごとくわからないです。
うん? ちょっと変な……、センテン? と思ったけれど、やっぱセンテンでしょうね。
アオセンミノウミウシ、なんかすごいところを移動しておられました。なんともメタリックな輝きのホストですね。
そして、午後からの3ダイブってことで、水深もいつも以上に考慮せねば。あんまり深くには行かないほうが良いでしょうってことで、3ダイブ目は浅瀬をチョイス。最大水深6Mで潜ってきました。そんな浅場でもここにはウミウシがいっぱいいましたよ。
今日はテンガンノツユ大発生?!ってぐらいたくさん見ました。私、15個体ぐらいは見てます。途中で紹介するの止めちゃった。今が旬なのかな?
おお、モルディブでも頻繁に見たヒラムシだ。沖縄でもたまに見かけます。Pseudobiceros gloriosus プセウドビケロス・グロリオーサスという名前だそうです。覚えられないな……。
カリフィラ属の一種はこの季節よく見られます。
ハナビラミノウミウシだと思っていたのですが、図鑑をよく見比べると、ハナビラミノウミウシのミノの中身と全然違うじゃないですか。これって、今までもたくさん見ているけれど、ハナビラミノウミウシと混同していました……。で、図鑑をよくよく見ると、これって、イリオモテミノウミウシじゃないんですかね。
このでっかい奴も。
そして、見た瞬間、お、アカククリygだ!! と思ってしまったこのヒラムシ。Pseudobiceros hymanae プセウドビケロス・ハイマンアエというそうです。
昔からアカククリygの擬態はヒラムシに似せていると図鑑で読んで知ってはいたのですが、ここまでそっくりなヒラムシに出会ったのは、私この日が初めてでした。穴の中でひらひらと体をなびかせて移動する様子は本当にアカククリygそっくりでした。
あ、動画で撮ればよかった……。後悔……。
てな、感じの3ダイブ。ウミウシは紹介して忘れちゃったのもあると思うのですが、ログを書いたときにカウントして、55種類ぐらいでした。
まぁーまぁーですね。でも、普通種が多かったという印象でした。