テレビのニュースではもはや忘れられているかのように騒がれなくなった沖縄の軽石問題ですが、2022/2月現在、ゼロにはなっていません。
スキューバダイビング、スノーケリング、シーカヤックなどを楽しむには特に支障が出るほどの量ではございませんので、その点はご安心ください。(2021/11-12月ぐらいは支障が出てました)
どこのビーチはきれいで泳げるの?
春休みに沖縄行くけれど、きれいなビーチのホテルに泊まりたい
この記事ではそんな沖縄の現状をお伝えし、遊びに来る観光客の人たちが楽しむにはどこのビーチがお勧めなのかってこともお伝えしたいと思います。
沖縄軽石最新情報
要約
- すでに福徳岡の場の火山活動からの新しい軽石の流出は止まっているとの報道あり
- 新しい軽石の漂着はありません
- 現状、沖縄は北東の風が続き、「軽石の出戻りルーティン」が続いています
- その結果、ビーチにより軽石の量の差が激しくなってきた ⇒ 溜まるエリアには本当に、ものすごく溜まってしまう
- 読谷村沿岸の日航ホテルアリビラ、残波ロイヤルロイヤルホテル、宇座テラス、モリマーリゾートホテル、恩納村内ではブセナリゾートホテル、万座ビーチホテル、金武、石川のあたりが軽石の少ないビーチと言えるでしょう
- 長浜ビーチ、マリブビーチ、モントレーリゾートホテル、かりゆしビーチリゾートホテルのビーチなどはまだ軽石多め
- ルネッサンスリゾートホテル、ムーンビーチホテル、シェラトンサンマリーナホテル、リザンシーパークホテル、かりゆしビーチリゾートホテルなどには少し軽石が残っています
- 各リゾートホテルでは、ビーチの沖に軽石侵入防止用のオイルフェンスを設置しているところもあるので、きれいなビーチで過ごしたい方はオイルフェンスの設置されているリゾートホテルに泊まるのが良策
今も軽石は沖縄に流れてきてるの?
2022/1/6に報道されたこの記事「福徳岡ノ場の新島が海没 朝日新聞社機が確認 「軽石の流出は収束」」より、新しい軽石の漂着を心配しなくても良くなりました。
軽石が流れてこないのに、まだ沖縄には軽石があるの?
2021/10月から12月にかけてたくさんの軽石が流れてきて、沖縄のビーチに打ち上げられました
最初、2021年11月ごろは重機をビーチに入れて撤去作業をマメにしていました。
だけど、どんどん新しい軽石が流れてくるので、一旦撤去作業はペースが落ちました。
その間も軽石はビーチに打ち上げられ、ビーチのいろんなところに堆積しました。
やがて海底火山の活動も収束し、新しい軽石は流れてこなくなりました。
しかし、ビーチには打ち上げられた軽石が残ったままになっていました。
そして、満潮になると、海がその軽石を再び持ち上げて陸から海に戻します。
軽石は水面に浮いて、再び風で流されます
そしてまたどこかのビーチに打ち上げられます。
私はこの繰り返される工程を、「軽石の出戻りルーティン」と呼んでいます
海に戻ったら、沖に出てなくなっていかないの?
冬の沖縄は北風が続けて吹くことが普通で、たまに風向きは変わるんだけれど、すぐにまた北風に戻っちゃう
なので、たまに風向きが変わって沖に流れ出ても、すぐに北風で戻ってきてしまうことが多く、軽石の総量はあまり減っていないように見受けられます。
じゃあ、どうしたら沖縄から軽石はなくなるの?
私が考えられることは2つ。
- 小潮の干潮時にビーチに重機を入れて、打ちあがっている軽石を撤去しまくる ⇒ 「軽石の出戻りルーティン」の合間を縫って撤去しまくれば次第に軽石はなくなります
- このまま夏まで待つ ⇒ 5月ぐらいになれば、継続的に南風が吹く沖縄になりますので、そこまで何もせずに待っていたら、軽石は出戻らずに沖に流れていくでしょう
じゃあ、最悪、今年の夏前にはきれいなビーチに戻ってるってこと?
たぶんね……
2022/2月現在で軽石の少ないビーチは?
2021/12月に見て回った時は、エリアを5つに分けて全部で30か所見て回りました。
今回は5エリア、14か所を見てきました
A 読谷村海岸エリア、渡具知ビーチ、宇座ビーチ
B 恩納村真栄田海岸エリア、長浜ビーチ、マリブビーチ、ムーンビーチホテル、タイガービーチホテル
C 恩納村恩納海岸エリア、万座ビーチホテル、なかゆくいビーチ、ハマバルビーチ、熱田ビーチ、かりゆしビーチリゾートホテル
D 金武湾、金武、石川、天願海岸エリア、屋嘉ビーチ、昆布ビーチ
番外編、名護仲尾次漁港
沖縄で軽石の影響のないビーチはあるの?
前回、見て回った時は、たしか……
- Aの読谷村海岸エリアが全然なくて、びっくりしました
- Bの恩納村真栄田海岸エリアはたくさんありましたね
- Cの恩納村恩納海岸にもけっこうありました
- Dの金武湾、石川、金武、天願海岸エリアにはほとんどなかったです
2021/10月から継続して軽石を観察してきて、今では継続観察100日を突破した私の予測は、
- Aの読谷村海岸エリア ⇒ 普通のビーチになってる、あってもちょっとだけ
- Bの恩納村真栄田海岸エリア ⇒ 毎日観察しているので、まだたくさんあるのを知っています
- Cの恩納村恩納海岸 ⇒ あらかたなくなっているはず……
- Dの金武湾、石川、金武、天願海岸エリア ⇒ 前回同様ほとんどないはず
よしっ! じゃあー、見にいってこーい!!!
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A 読谷村海岸エリア
A 渡具知ビーチ
最初に見に来たのが読谷村と嘉手納の境目、渡具知ビーチ。
前回もきれいでしたが、やはり今回もきれいでした。
軽石、まったくないね。
ビーチに降りて、砂粒をよく見ても、軽石ありません。
読谷村で西に面しているビーチは以前も今もきれいなのが、2022/2/22の現実。
2月はアーサーが収穫できるシーズンです
干潮時、干上がった岩肌に緑色のアーサーが育っていました。
波打ち際からかなり離れた場所には少しだけ軽石が置かれていました。
水もきれいで、水面に浮いている軽石もなく、普通のビーチですね。
沖縄読谷村渡具知ビーチの場所
A 宇座(うざ)ビーチ
前回は渡具知ビーチの隣の木綿原ビーチや都屋漁港に行って確認していたのですが、
前回の段階ですでにかなりきれいなビーチになっていたので、
今回は残波岬近くまで足を運びました。
残波岬ロイヤルホテルと宇座テラスホテルの間にあるビーチです。
きれいな砂浜ですねー。
いやー、本当に軽石がない……。
ここは読谷村海岸エリアの最北端です。
そしてさっきの渡具知ビーチが最南端。
南北の端っこ同士がこんなにきれいなんだから、読谷村海岸エリアは大丈夫だはずね。
きれいだと予想していましたが、その通りにきれいで安心しました。
これなら、読谷村海岸エリアのビーチはみんなきれいでしょう。
沖縄読谷村宇座ビーチの場所
B 恩納村真栄田海岸エリア
恩納村真栄田海岸エリアと書いていますが、長浜ビーチはまだ読谷村にあります。
読谷村の中で北を向いている稀有なビーチです。
B 沖縄読谷村長浜ビーチ
残波岬の根っこの部分に当たるので、前回もたくさん軽石が溜まっていました。
長浜ビーチは不定期ですが、たまに撮影に来ます。
いつ来ても、あまり減っていないビーチですね。
今日も多かったです。
階段を降りると、まさに足の踏み場もないほどに軽石が厚く堆積しています。
波打ち際にもたくさん浮いていました。
階段から西側の水面にもっと浮いているのだと予測していましたが、外れちゃいました。
長浜ビーチの様子をまとめた記事はこちらになります
沖縄読谷村長浜ビーチの場所
B 沖縄恩納村マリブビーチ
定点観察ポイントにしているマリブビーチは、しっかり北東を向いている軽石の多いビーチです。
この日も安定の多さです。
マリブビーチはほぼ毎日記録しています。この日のマリブビーチの記事を見たい方はこちらからどうぞ。
沖縄恩納村マリブビーチの場所
C 恩納村恩納海岸エリア
C 沖縄恩納村ムーンビーチホテル
前回は撮影に来なかったムーンビーチホテル。
今回はやってきました。
思ったよりきれいなのは、さすがリゾートホテルですね。
スタッフが清掃していると思います。
リゾートホテルに来て、この波打ち際は嬉しいですよね。
沖にオイルフェンスが設置されているのが見えるでしょうか?
瀬良垣漁港の時もそうでしたが、オイルフェンスは軽石の侵入防止にかなり役立ちますので、
沖縄に遊びに来られるとき、滞在先のホテルがビーチにオイルフェンスを設置しているかどうかは
きれいなビーチを探すひとつの指針になると思います。
ホント、きれいだこと。
沖縄恩納村ムーンビーチホテルの場所
C 沖縄恩納村タイガービーチ
恩納村のビーチの大半は北を向いています。
タイガービーチは西のモントレー、東のシェラトンサンマリーナホテル、カフーリゾートホテルに挟まれたビーチですが、一般の人でもビーチに出られます。
ビーチに面した堤防の上から撮影すると、そんなに軽石は多くなさそうです。
波打ち際から少し離れた場所に軽石が少し置かれています。
軽石が集まっている場所をメインにして撮影するとこんな感じに撮れます。
軽石の多そうなビーチに見えますよね?
ビーチの真ん中付近に昔に打ち上げられた軽石が伸びて堆積しているだけでした。
水面、波打ち際はこのエリアはきれいでした。
下の写真だと遠すぎてわかりにくいのですが、モントレービーチホテルの正面のビーチは
タイガービーチの最西端に当たります。
最西端に軽石が集まりやすいのは北東風が理由なんですが、
ここしばらく北東風が続いてしまうのが2月の沖縄の常なので、
もうしょうがないとわりきって観察していくしかないと思います。
沖縄恩納村タイガービーチの場所
C 万座ビーチホテル
そして、恩納村で地形的に西を向いているのが、万座ビーチホテルのビーチとブセナテラスのビーチです。
西に面しているので前回も少なかったです。今回は……と、いうと、やはり少なかったです。
オイルフェンスなんて設置されていないのに、このきれいさは……
やはり西に面しているビーチはきれいです。
波打ち際や水面に軽石はありません。
左右、どちらを向いて撮影しても、きれいなままです。
ただビーチの陸側の奥に目を向けると、いつ打ち上げられたのかわからないぐらいの軽石が転がっています。
まぁーこれぐらいは許容範囲としていただきたいです。現状だと。
沖縄恩納村万座ビーチホテルの場所
C-④ なかゆくいビーチ
お菓子御殿のすぐ近くにある休憩所、「なかゆくい」のすぐ横にあるビーチです。
ここも湾の西側にあるビーチなので、以前はたくさんの軽石が溜まっていました。
今回は、そうでもなかったです。
ビーチの写真を撮影しても、砂色をしている部分の方が広いです。
ただ川の中は軽石だらけでした。
水があるのか? 干上がっているのか? ちょっとわからなかったです。
ビーチの陸側の奥を見ると、以前に打ち上げられた軽石が残されています。
波打ち際はきれいでした。
つまり、それは新しい軽石が入ってきていないってことです。
そしてここでもアーサーが育っています。
緑色がきれいですね。
そんなに軽石も混ざっていないように見えますね。
沖縄恩納村なかゆくいビーチの場所
C-⑤ ハマバルビーチ
ハマバルビーチにある東屋、58号線に面しています。
海は北に面していて、少し湾のようになっているので、当然軽石が集まります。
水面に少し浮かんでいる様子が見えるでしょうか?
正面の海にはあまり浮いていませんでした。
みゆきハマバルビーチホテルのビーチがここからはよく見えます。
昔に打ち上げられた軽石がビーチのホテル側に残っており、
新しく打ち上げられた軽石が波打ち際に広がっています。
ここは水面にも少し浮かんでいました。
決して多くはないですが、まだまだありますね。
正直、もっと少なくなっていると予想していました。
沖縄恩納村ハマバルビーチの場所
C-⑥ 熱田ビーチ
ここは安富祖小学校の横の熱田ビーチです。
やはり北に面してます。
ここは前回、2021/12月のクリスマスシーズンに来た時は、むっちゃ多かったです。
今も、決して少なくはないです。
だけど砂がいっぱい見えてますね。
同じ位置から撮影した前回の写真を下に載せてみました。
グレー色のビーチじゃん!!
いや、本当に……すんげー溜まってたのよ
重機入れて撤去作業をここでもやってくれてたんだねー。
すんごい量の撤去袋でした。
水面にはほとんど浮いてなかったですけれど、ビーチにはけっこうありました。
沖縄恩納村熱田ビーチの場所
C かりゆしビーチリゾート
かりゆしビーチリゾートホテルの施設内には入れなかったので、58号線から撮影しました。
ビーチ自体は北東の風をモロに受けるので、前回は多かったのですが、
やはりリゾートホテルのビーチですので、マメに整備されています。
きれいになっていました。
こちらも前回の2021/12月のクリスマス時の様子を下に載せておきます。
多分、北に面しているビーチなので、今もたくさんの軽石が打ち上げられていると思うのですが、
マメに整備されているので、軽石がこんなに少ないのだと思います。
沖縄名護市かりゆしビーチリゾートホテルの場所
D 金武湾、金武、石川、天願海岸エリア
太平洋側はどうなっているでしょうか?
沖縄本島東海岸も撮影してきました。
D-④ 石川、屋嘉ビーチ
東海岸の大半のビーチは前回の時にもきれいでした。
だって南東に面しているビーチがほとんどですからね。
北東風が続く冬の沖縄では、軽石の漂着は不可能です。
ビーチには少しだけありましたが、これって、もしかしたら前回来た時にもあった軽石なのかもわかりません。
軽石の少ないビーチでした。
水面を見ていても、波の様子を観察していても、
軽石は見当たりませんでした。
沖縄金武町屋嘉ビーチの場所
D-⑥ うるま市、昆布ビーチ
金武湾をぐるりと回りこんできました。ここは東海岸にしては珍しく北向けのビーチになります
北に面したビーチにはやはり軽石が打ち上げられていました。
前回の様子をこちらも貼っておきます。
うんうん。確かに多かったですね。
ただ、この日は水面にも軽石が浮かんでいました。
北風が強かったので、金武湾に入ってきた軽石がここにたどり着いてきたのかなー。
量は多くなかったんですけれどね。
前回よりは少なくなってはいるものの、太平洋側のビーチの中では断トツで多いですね。
沖縄うるま市昆布ビーチの場所
沖縄本島中部東西ビーチの軽石状況の動画
番外編、北部、沖縄名護市仲尾次漁港
そして仕事でター滝に向かう途中の名護市の仲尾次漁港の風景にびっくりしたので
ここに載せておきます。
まさか、2022/2月にもこんなに溜まってるの?
いやー、びっくりしました。
2021/11月、沖縄全体に軽石が打ち上げられて、どこのビーチ、港にも軽石は多かったのですが、
徐々に減ってきて、恩納村では私の観察しているマリブビーチ辺りがダントツ多くて、
他のエリアは少なくなってきていたので、
てっきり北部も同様だと思っていたのですが……、
港の出入り口にオイルフェンスが設置されているのに、大量の軽石が港内に侵入しています。
仲尾次漁港周辺は、まだまだ多いね……
港の外にもすんげー量の軽石だ。
川が流れてきて、軽石を侵食しているが、あれぐらいで止まっちゃうんだなー。
いやー、すげーな。
もっと北部の港は、もっと多いの?
また時間作って、見にいきたいですね。
沖縄名護市仲尾次漁港の場所
まとめ
- すでに福徳岡の場の火山活動からの新しい軽石の流出は止まっているとの報道あり
- 新しい軽石の漂着はありません
- ビーチに現存する軽石が満潮時に波で揺すられ海に戻り、風に流されて、また別のビーチに打ち上げられる ⇒ このサイクルが数か月間続いている ⇒ 「軽石の出戻りルーティン」と呼ばせていただく
- 現状、沖縄地方には北東の風が吹き続けることが常 ⇒ 少し湾になったエリアでは北東の風を受け止める湾の西側に軽石が吹きだまっていく現象が起こっている
- その結果、ビーチにより軽石の量の差が激しくなってきた ⇒ 溜まるエリアには本当に、ものすごく溜まってしまう
- 前回(2021/12/23.24)も軽石がほとんどなかったエリア、西または南に面したビーチは今回もきれいでした ⇒ 読谷村沿岸の日航ホテルアリビラ、残波ロイヤルロイヤルホテル、宇座テラス、モリマーリゾートホテルや恩納村内ではブセナリゾートホテル、万座ビーチホテル、金武、石川のあたりが軽石の少ないビーチと言えるでしょう
- 北に面したビーチでは、軽石の「出戻りルーティン」による軽石の漂着がまだ少しだけある
- 軽石は「出戻りルーティン」を冬の間に何度も繰り返しながら少しずつ移動し、少しでも湾の形をした陸があればそのエリアの西端に溜まっていく ⇒ 長浜ビーチ、マリブビーチ、モントレーリゾートホテル、かりゆしビーチリゾートホテルのビーチなど
- 各リゾートホテルでは、ビーチの沖に軽石侵入防止用のオイルフェンスを設置しているところもあるので、きれいなビーチで過ごしたい方はオイルフェンスの設置されているリゾートホテルに泊まるのが良策
- 春休みの沖縄はまだ水温が低く(22℃ぐらい)、水着で泳ぐのには適していません
- 3月下旬から海開きをするビーチが沖縄には多いですが、個人的な意見として、寒すぎて水着で泳ぐのは無理です ⇒ ウエットスーツを着るのならOK
- よって、春休みに滞在するホテル選びの条件に「ホテルビーチの軽石の量の多少」はまだリストアップしなくても良いと考えます
- が、軽石のあるビーチは考えようによっては、いつもは見られないレアケース ⇒ 軽石のあるビーチを楽しめるのは今だけかも? ⇒ ならば、恩納村内のどこのビーチリゾートホテルに宿泊しても、軽石のビーチを楽しめます
- 火山から噴出した軽石を触るだけでも、子供たちにとっては良い経験です ⇒ もちろん大人にも
季節は春になりましたが、水温はまだ22℃前後とビーチで泳ぐには寒いです。ならば、軽石のあるビーチを散策して撮影したり、観察したり、収集したりして楽しんじゃいましょう。
今後も軽石のレポートは続けます
定点観察しているマリブビーチの記事はこちらからご覧ください。