沖縄軽石漂着現状報告恩納村マリブビーチ2022/1/22、東風に流される軽石スープと夕方に薄く引き伸ばされた軽砂利砂漠

沖縄に軽石が流れ着いたのは2021/10月のこと。

私の住んでいる沖縄県恩納村のビーチに漂着した軽石は波で日ごとに砕かれて小さな粒になっています。

その様子を日々報告する記事になります。

2022/1/22の天候 (ヤフー天気、サイト気象人より引用)

• 曇り一時雨
• 最高気温19.9℃　最低気温12.8℃
• 南東風、最大風速6.5m　平均風速3.4m
• 降水量　1.0㎜
• 中潮　満潮　10:10、21:51　干潮 3:42、16:00

2022/1/21のマリブビーチを見る

2022/1/23のマリブビーチを見る

マリブビーチの様子

撮影時刻　2022/1/22 9:32 - 9:37、18:07 - 18:10

同じ日、1/22の長浜ビーチの様子を見る

9:32-9:37

来てみたら、水面に大量の軽石が浮いていた。

10:10が満潮なので、もうほとんど潮は最高位にある。

風はゆっくり東風だった。

まるで軽石スープのような水面に閉口。

今日が東風で事態が好転する日だということを完全に忘れていました。

これは、波がビーチに堆積した軽石……いや、軽砂利を海に戻して水面に浮かべ、風に流して海の中に拡散させている様子になります。

波打ち際の軽石ほど砕かれて粒が小さくなっています。

下の写真が一番海に近いところ。

その軽砂利が厚く積みあがったところから一度下がったエリアの軽石。

ところどころに粒が混ざっています。

そしてさらに陸側に移動したエリアの軽石。

砂利よりも粒、石の状態で転がっています。

午後も撮影に来たかったのですが、忙しくて夕方になってしまいました。

18:07-18:10

来てみると、厚みのあったビーチに堆積していた軽石、軽砂利が薄く平らに敷き詰められていました。

16時が干潮だったので、また満ち始めているところですね。

水面に浮いている軽石は東風に流されて下の写真の奥の岬の横を通って、

真栄田岬の方に流されて行ってる……、そのまさに最中ってところでしょうか。

もう暗くなってしまったので見えないですが、

水面に浮いた軽石スープがどんどん流されていっています。

ビーチに残された、この薄く敷き詰められた軽石たち。

波の形で残されていることから推測するに、

• 波はビーチの軽石を海に戻してくれた
• 東風ではあるが、風力が弱いため、波打ち際に取り残された軽石が多数あった
• それらを波がビーチに置き去りにしてしまった
• 沖に出られた軽石はそのまま流されて運ばれて行ったので水面に浮いている軽石スープは見当たらない

そんな状況ではないでしょうか。

今夜の満潮は21:51。

明日は1日中、南風の予報でけっこうな雨降り予報です。

もしかして、ビーチに残った軽石が一掃されるかもわかりません。

今夜の満潮時の潮位は187㎝なので、そんなに陸奥深くまで潮は上がってこないのだけれど、

ちょっと明朝は期待しましょう。

動画

同じ日、1/22の長浜ビーチの様子を見る

撤去後の軽石の行方

そうなんですよ。

この仮設置き場、この前、見てきたら、すんごい量になっていました。

2022/1/2の仮設置き場の様子

ここは恩納村内のとある使用していない道路なんですが、

手前の白い土のう袋の中は軽石ですし、

こっちの薄い肌色の大きな袋の中も全部軽石。

さらにその奥にある黒い大きな袋の中ももちろん軽石。

その黒い袋が、本当に奥の方まで続いています。

2021年11月の段階では仮設置き場に置くけれど、今後どこに置こうか決まっていない報道がいろいろ出ていました。

[blogcard url="https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1424071.html"]

そして2022/1/27現在もまだ決まっていません。

今後、また置き場所の報道がありましたら記事にしたいと思います

マリブビーチの場所

まとめ

• 朝からの東風
• ゆっくりと移動を始めていた軽石スープとビーチの軽砂利
• 私、撮影時はそのことにあまり気付けていませんでした
• この後、確認に行った読谷の長浜ビーチでその事実に気付きました
• 夕方に本日二度目の撮影
• 厚く堆積していた軽石が薄く延ばされて敷き詰められる形に変わっていました
• 明日は南風、期待しましょう

2022/1/21のマリブビーチを見る

2022/1/23のマリブビーチを見る