07/2021 ダイビングログ

7/19 超浅瀬でツマリ

セダカギンポ子供

2021/7/20

突然の台風6号来襲に恩納村の港ではウミンチュの皆さんがボートを陸揚げし台風対策に大忙しの連休前になりました。

せっかくの夏の連休なのに……。コロナ+台風って、観光産業には弱り目に祟り目。

 

やれやれ。

 

沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。

ボートは出ないけれど、地元のいつも来てくれるリピーターさんがせっかく休みを取って平日の午後に潜りたいと言ってくれるので、久しぶりのビーチダイブしてきました。

まだ海は穏やかだったし。

やはりここでも最初は深場に。

特に狙いがあったわけでもないのだけれど、深場もちょっと見ておきたかったので最初に行く。

だってそれがダイビングのセオリーだから。

基本を踏み外すと、トラブルになりかねない。

 

特に珍しいハゼに出会うこともなく、普通種との出会いが続くが、そんな中でも楽しんでいただけるのが今日のゲストの懐の広さであり、素晴らしい点だ。

ナガサキスズメダイの子供がハナガササンゴの周囲をうろうろしているような風景でも楽しめるのは、流行りの言葉で言うと、ダイビングリテラシーが高いということになるのだろうか。

素通りしてしまう風景のどこに自分の楽しめる趣を見つけ出せるかは、自分のダイビングライフを豊かにするうえでとても重要ですよね。

アカホシカクレエビ。

大きいのが3匹ぐらい集まっていたんだけれど、その情報のどこに自分の楽しさを見つけるかで、いかほど楽しめるか? は変わってくる。

まぁーいいか。こーいう話をしたかったわけではない。

私はいろんなことを考えながらもただパスを出すだけ。

届け!! スルーパス!

 

アカホシカクレエビ

アカホシカクレエビ

 

ウミウシ探していたら、ナガレモエビだと思われる個体発見。

大きくて紹介しやすかった。

 

ナガレモエビの仲間

ナガレモエビの仲間

 

ムラサキウミコチョウが通称マントヒヒボヤの上を通過。

 

ムラサキウミコチョウ

ムラサキウミコチョウ

 

アカスジウミタケハゼだと思われるハゼはこーいう場所では鉄板ネタです。

 

アカスジウミタケハゼ

アカスジウミタケハゼ

 

もう少し小さいときに出会いたかったミナミハコフグ子供。

 

ミナミハコフグ子供

ミナミハコフグ子供

 

タキベラ子供は色が濃くて、格好良かったです。

 

タキベラ子供

タキベラ子供

 

そして一番びっくりしたのが、このツマリギンポ。

今までこの場所にいたのだろうか?

過去に記憶がない。

 

いっぱいいました。

 

このエリアではツマリギンポが第一優占種であるかのようにいたるところにいっぱいいました。

こんなにツマリギンポばっかりいるエリアを他に知らない。

今日の一番のサプライズはツマリギンポでした。

 

ツマリギンポ

ツマリギンポ

 

その結果を受け、エグジット時の潮位を考慮し、2ダイブ目はトイレ休憩の後、すぐにスタート。

最大水深3mほどの超浅瀬ダイビングを実施してきました。

いっぱい撮影したかったのだが、すぐに私のカメラがバッテリーアウトしてしまい、ほとんど何も撮れませんでした。

 

途中で見つけたセダカギンポ子供がかわいくて、ダメもとでデジカメの電源入れたら、なんとか2枚だけ撮影できた。そのうちの1枚。セダカギンポ子供、かわいいなー。

 

セダカギンポ子供

セダカギンポ子供

 

あと、アミメミノカエルウオやそり仲間が数多くいて、こりゃー今度ゆっくり撮影に来たいなーという浅瀬でした。モンツキカエルウオもいたし、クマノミの保育園もありました。撮りたかったなー。

ウミウシも出てきて、お客様の撮影した写真を分けてもらいました。

コモリミノウミウシですね。

 

コモリミノウミウシ

コモリミノウミウシ

 

ダイコンが作動しないような水深で潜っていたけれど、潜水時間が70分ぐらいになったのでエグジット。

久しぶりに攻めた超浅瀬はやっぱりすげー楽しかった。

たまにビーチダイブやると、刺激的で楽しいっす。

明日は台風6号最接近。予約も入ってないし、ステイホームだな。

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