今日は地元のリピーターさんとマンツーマンで3ダイブ。万座周辺をじっくり潜ってきました。
ウミウシを探しつつ、旬を探してマクロダイブって感じです。クチナシイロウミウシはもう大きい個体でした。
コールマンはいっぱいいますけれど、まだまだ小さいですね。
通年見られるウミウシの代表選手、ミゾレウミウシです。
キスジカンテンウミウシはいつ見てもそこそこの大きさがあり、紹介しやすいし、観察しやすいし、撮影しやすい。素晴らしいウミウシです。
レモンウミウシもいました。
お、この季節にしては大きいアデヤカミノウミウシにも遭遇。お客様の受けも良かったです。
そして……、ふと前回のダイビングを思い出して、まだいるのかな~と過去の記憶を辿りながら探してみると、ほぼ同じ場所で発見。ヒオドシユビウミウシの赤ちゃん。10/4に見たときから全然移動していませんでした。それにもびっくり。
前回同様、今回も赤ちゃんのあどけない顔を撮影したくてがんばったのですが、無理でした。肉眼で顔まで見えないんですよね……。
で、
下の写真が10/4に撮影したものです。が、……。撮り方がばらばらなのであまり比較にならない写真だ。参考にできない。
ウミウシ以外ではヒメウツボの茶色バージョンがいました。ずいぶん前にこの場所で黄色を見ているので、このあたりにはヒメウツボが好むなにかがあるんでしょうね。
クロヘリアメフラシも通年見られる印象のあるウミウシです。通年見られる上に、こんなにファンキーな表情のあるウミウシなので、ガイドさん大助かりです。
良い色の岩肌にセグロヘビギンポがいたので紹介。
クラテナ・シウバという学名のウミウシ。まるで格闘家のようです。「赤コーナーから、クラテナ・シウバ選手の登場です」とアナウンスコールされてもまったく違和感のない学名だ。それにしてもこのシウバ選手のいる場所はなんなのだろうか? 変わった模様の場所でした。
センテンイロウミウシ。通年見られるウミウシの代表選手ですね、このウミウシも。
浅瀬で見られるモンツキカエルウオ。
そして、イソギンチャクにはカザリイソギンチャクエビも。
フタイロカエルウオだと思う、たぶん……
こちらも通年見られるウミウシのひとつ。サキシマミノウミウシ。
ヒラムシ図鑑も出版されたことですし、ヒラムシも紹介しつつ、覚えますか……と、思ったけれど、和名はついてないやつが多いですね。
こちらは小さかった。カクレモエビ属の一種-2。どこにエビがいるのか、見えますか?
ちょっと手振れしちゃってますが、まぁいいんじゃない。ベンケイハゼもいました。
う~ん……トゲミノウミウシかな?
別角度からの写真も載せておこう。
浅瀬の水溜りのような場所にいたカミソリウオのペア。
カザリハゼは極浅の環境が大好きなハゼです。
こちらも極浅。ヤハズハゼ。
真上からの写真も。
久しぶりに出会えました。クセニアウミウシ属の一種-3。前回出会ったのも、このポイントの同じ場所でした。
ここに、クセニアウミウシ属の一種-3を引き付けるいったいなにがあるというのだろうか?
たまに見かけるヒラムシの仲間。
オトメミドリガイ。ウミウシの少ないとされる季節ですが、いろいろ見られていますね~。
かわいいね~。大人の方がたくさん見られる、ケブカカニダマシは転がっている浅瀬の岩を裏側にくっついていることが多いのですが、隠れるスピードがとても速いので普段は撮影しようという気が微塵も出ないのですが、この子供はゆっくりだったので紹介&撮影させていただけました。
そして、フリソデエビも出てきてくれました。ありがたや。
楽しい3本でしたよ。